果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

目に飛び込む新緑と農業を取り巻く環境と新しい出会い

2023年04月21日 15時32分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

一気夏の暑さを感じて半袖を探す天候になってきましたね!
なかなかできあがらなくて皆さんにご迷惑をおかけしていた
初恋レモン・レモネードのレモンンバージョンがやってきました。
昨日、新緑が目に飛び込んできて心洗われる景色を見ながら、
長野の阿智村へ取りに。
針葉樹と広葉樹のコントラストにまだ少し残っている桜の花が
とても美しくアクセントになっていて、あ~!良い季節だなと。
果樹園の作業は摘蕾や、花弁を落とす作業、雑草の管理など
季節の移り変わるスピードに仕事は遅れ気味です。
世の中は賃金アップ、労働時間の短縮と優しい方向に振れていますが、
農業会はコスト高、上がらない単価、温暖化などの襲い来る自然環境、
五感を失った労働力などすでに大きく崩壊へと突き進んでいます。
それを克服するためのものは存在しないか確率的に0に近いのに、
あたかも存在するという夢物語や眉唾物、
そして生産者の能力と経営力のなさに議論がすり替えられている。
自身はアスリートにも例えられる素晴らしい職業だと思うが、
底辺に固定される政策を振り切りながらは、
どこまで行ってもチキンレースだと感じる。

そうはいっても時間は過ぎ、小さな楽しいことも走馬灯のようにではあるがやってくる。
今年から本格的に成るだろう無農薬ライム、総料理長に頼まれて作ることになってしまったもの、
成り込んできたベルガモット果汁の可能性、無農薬レモンの蕾をどうしたら利用できるかなど
高揚的なチャレンジも多い。
それからこのところ再び増えてきた多くの出会い。
その出会いがプラスの方向、ようは環境に配慮した農業をいかに地域密着で機能させるか。
食は根っこの部分であり大切なのはすべての人が理解していると思うけれど、
大量生産大量消費、一定規格一定量の流通でないところへの移行は関心がないのでは。
答えは決まっているけれど、プロセスは未知。
新しい多くの出会いをそのプロセスへの道しるべに導きたいと思う。

河合果樹園

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