私の愛読誌

私がよく買う雑誌、それは週刊ベースボールではなくて、「エスクァイア日本版」です。非常におもしろい特集がいつも組まれるので毎号とまではいきませんが、よく買っています。
買うようになったきっかけは２００２年１０月号の「北欧特集」。その後、現代の写真家、菓子、日本の島や沖縄、オランダ、ギリシャ、米国南部特集を買い、何回か購入をお休みしていたものの、今月、「南米音楽特集」を買い、姉妹誌の「Luca」が金沢と金沢に新しく出来た美術館を特集していたのでそれも買ってしまいました。どちらも記事が非常に濃密でおそらく全部読みきるには一ヶ月はゆうにかかってしまいますが、それも楽しみのうちです。

ところでこの雑誌の本家はアメリカのEsquireなのですが、ご本家とイギリス版が冒頭の写真（モデルはトップモデルのジゼル・ブンツェン）や

この写真（ブリトニー・スピアーズ）のようなセミヌードやそれに準じるようなセクシーな女性のグラビアや
アレックス・ロドリゲスのような有名人の記事が大半であるのに対し、日本版は決してメジャーではないが文化的に注目されている地域（北欧・オランダ・南米）や新たな旅行先の提案、アートに関する特集が売りのようです。本家と英国支店が（おそらく高学歴の）男性をターゲットにしているのに対し、日本版はユニセックスな感じがします。また、この雑誌をやっとの思いで読みきった最後のおたのしみは村上春樹氏の音楽についてのエッセイ「村上ソングス」です。和田誠氏の挿絵つき。

おなかいっぱいになる、そんな感じです。