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酒の感想ばかり

竹葉能登牛純米直汲み無濾過生原酒

2021-05-07 20:46:06 | 日本酒

数馬酒造直売所の店舗限定とのこと。

限定というのに弱い。

地産地消的な活動で、能登牛に合う日本酒ということで開発された。

奥能登しずくとかなり似てるが、やや低音に寄っている。酸味は弱く、確かに巨峰のような甘味。

巨峰の甘みは野暮ったさ、エグ味とも感じられる。少し苦みも隠れているかもしれない。

味が濃く、濃い味の食べ物に負けない。

やはり言うように、食べ物に合わせて真価が発揮される酒なのかもしれない。

単独でぐびぐび飲むタイプの酒ではないが、

味わいを楽しむという点では悪くない。


竹葉生酛純米奥能登しずく無濾過生原酒

2021-05-07 20:32:38 | 日本酒

石川県の宇出津の数馬酒造、代表銘柄は竹葉。

季節限定。

生酛づくりで、しずくで、無濾過の生の原酒と様々なスペックが並ぶ。

微発泡。

砂糖のような(べっこうあめともいえるほどの)濃厚な甘味。

熟成味は全くない。

生酛とはどういう味なのだろう。天狗舞の山廃とは方向性が違う。というか山廃とかは関係なく、天狗舞は熟成させているからあの風味なのだろう。

山廃も生酛も酸味が付くと言うことではないだろうか。

発泡が前面に案じられて味の本質が分かりにくくなっているが、

確かに濃さはある。砂糖のような甘味もあり、これがしばらく寝かすと熟成香ともとれる風味になるかもしれない。

甘味と同時に、実は酸味も強いと思われる。

生酒なのでフレッシュではあるが、実はパンチのある酒なのかもしれない。

これは無濾過の生原酒だが、火入れしたものがレギュラー商品であるとのことなので、そちらを基準にこの味を評価しなければならないかもしれない。

愛媛の酒と違い「水のような」とは違う、濃淳な酒だ。悪くはない。

竹葉でいえば純米吟醸が軽快で飲みやすい。

2021523追記。

未だ発泡している。飲み口に乳酸味が感じられる。

20210606追記。

まだ発泡。乳酸味は感じられなくなっている。べっこうあめ風の砂糖っぽい風味はやはり印象的。直前に久米の井を飲んだので酸味が強く感じられる。やはり濃厚だ。

20210730追記。

まだ発泡している。べっこうあめ風の風味はやはり残っているが、変化してきている。全体的に落ち着いてきている。

そして濃厚だ。だからジュースでも飲んでいるような感覚。