多摩川サイクリングロードの車窓から

箱根の山と/^o^\フッジサーン

ヤビツ峠はこないだ攻略したので、神奈川人としては次に箱根をシメなければなりますまい。というわけで行ってきました天下の険・箱根。自走で往復する根性は無いので輪行袋を抱えて。帰りは鉄道で帰る気満々です。



まずは横浜を抜けてから国道1号→県道30号を経て茅ヶ崎で国道134号に入ります。これは西へ向かう定番ルート。箱根駅伝ルート、といった方が通りが良いでしょうか。
今日は箱根という大ボスが待っていますので、道中で脚を浪費したくありません。とにかく無理にがんばらず、淡々と西へ進みます。



相模川にかかる湘南大橋から富士山が見えました。本日初の/^o^\フッジサーン


途中はバッサリ省略して、11時20分ごろに小田原市街に到着しました。途中で補給はしていますが、70km近く走って腹も減ってきてますし、ちょっと早いけど昼飯にすることにします。まあ先に進んでも休日お昼時の箱根じゃどの店も満席でしょうから、ここで済ませておく方が無難でしょう。


時間が早いせいか開店してない店も多かったのですが、この鬼瓦平蔵に入ることにしました。



店員さんオススメの賄い丼、880円。味噌汁もついてこれなら安いですね。

腹も膨れたところで箱根…芦ノ湖を目指すわけですが、そこに至るルートは4つあります。そのうちTOYO TIRES ターンパイクは自動車専用の有料道路ですし、箱根新道も有料ではないけど自動車専用。したがって県道732号か国道1号の2択ですが、今回はメジャーな国道1号を行くことにします。県道732号は距離が短い分必然的に傾斜が厳しいですし、国道1号は箱根駅伝と同じルートなので見覚えのある場所をたくさん見れそうですので。



まずは箱根湯本を目指します。写真ではまったく判りませんが、既に上り坂は始まっています。



箱根湯本の駅前。さすがに人も車も多いですね。


箱根湯本を通り過ぎた瞬間から本格的な登りが始まります。平均斜度は6,7%といったところでしょうか。先日のヤビツ峠と大差はありませんが、ヤビツと異なるのは距離が1.5倍ありますし、車が多いのがきついです。下手にフラつけないし、車との兼ね合いでペースを乱すことも多くなりますので。


と、もがいていたらこんな滝を発見。蛙の滝というそうで、早速記念撮影。こんなところにある滝、車や鉄道で箱根に来てもなかなか見れませんよ?苦しいので休む言い訳が欲しかった、なんてことは決してありませんとも。ええ。



気を取り直して再スタート。国道1号を名乗るだけあってこんな山の中でも結構広い道ですが、路肩近くは結構荒れています。この写真みたいに車がいないときなら路面状態の良い道路中央を走れて楽なのですが。



ここで見覚えのある光景が見えてきました。箱根駅伝でおなじみ、大平台のヘアピンカーブです。決して休む言い訳が欲しかったわけでは(以下略



宮ノ下の交差点を過ぎ、しばらく走ると小涌谷の踏切があります。ここも箱根駅伝でおなじみですね。決して(略


さて、この頃になるとすっかり体力を消耗しており写真もろくに取っていませんでした。というのもこのルートは前半よりも後半のほうが傾斜がきつく、休める緩斜面も少ない、と来ています。そうやってゼイゼイ言いながらも、


何とか最高地点に到達しました。登りはここで終わり・・・ではないんですけどね。

さて、ここでウインドブレーカーを忘れたことに気付きました。この季節にそんなものがいるの?と思ったアナタは甘い。標高が高いので気温が低いですし、ここから先は下りですから自転車をほとんど漕がずにスピードが出ます。しかも今までの登りで汗をかいている…



しかし無いものはしょーがないので寒い思いをしながら芦ノ湖まで下りてきました。



そしてここでも/^o^\フッジサーン


さて、ここから帰りをどうするか。輪行で帰るのは決定事項ですが、どの駅を目指すかは4つの案があります。
①折り返して箱根湯本→小田原
②国道1号を直進して三島か沼津
③県道20号で熱海
④県道75号で湯河原
結論としては③の熱海を目指すことにしました。これから山を下れば体が冷えるのは目に見えているので、麓で温泉に入ろうという目論見です。温泉なら箱根湯本にもあるから①でも良いのですが、折り返すのはちょっと面白くない。②の三島・沼津には温泉が少ないし、東海道線の本数が少ないので帰るのが面倒になります。④の湯河原案は標高1000m以上までまた登る羽目になるので論外。


というわけで、早速熱海に向かいます。ここからは下りばかりで楽なもの…といいたいところですが、実はまた登る必要があります。芦ノ湖は擂鉢状の地形になっていますのでこれはどうしようもない。
今回は熱海ルートですので、まずは国道1号で箱根峠に向かいます。


これがその箱根峠の看板。イマイチ面白みにかけますが…ここで左折し、県道20号に入ります。



熱海に向かうルートは小田原からのルートと明らかに雰囲気が違います。道路の状態は明らかにこちらの方がよいですが、樹木が少なく吹きさらし状態。なんでここまで木が無いのでしょうね?南側斜面なんだから条件が悪いとも思えないのですが。大規模な伐採でもしたのかな。



快調なダウンヒルではあるものの、どうにも寒いのでここで一休みすることにしました。



おや、なにやらケーブルカーが。



乗ってみました。この十国峠ケーブルカーは眺めの良さを売りにしているようです。



十国峠から/^o^\フッジサーン
今日は薄曇でしたが、これはこれで浮かんでるように見えてよい感じです。晴れていれば別の顔が見えるのでしょうね。



こちらは湯河原。晴れていれば伊豆七島なんかも見えるそうですが。


さて景色も堪能したし、休憩もできたので熱海を目指して再度出発です。


この県道20号、走ってみて知りましたが麓近く、つまり熱海近辺の傾斜が非常にきつく、一番きついところで15%前後になります。車は少ないし全体に道も広いのですが、ちょっと人にオススメできる道じゃなさそうです。



そうこうしてるうちに熱海市街が近づいてまいりました。こうしてみると狭いところに街を作ったものだなぁと感心します。

写真は撮り忘れましたが、温泉は日航亭・大湯に行って来ました。熱海では有名な外湯らしいです。浴槽は割と広々としてたし、なかなか良いんじゃないでしょうか。

さて温泉にもつかったし、自転車をバラして帰ることにします。



熱海からの輪行ではグリーン車を使いました。こうやって自転車を置けば人の邪魔にもならないし転倒の心配もありません。まあ混んでるときは使えませんけどね。


こちらが標高データ。25km地点の手前が権太坂、その先が戸塚の坂。国道1号を走る際にはちょっとした難所なのですが…箱根の前にはゴミだということが良くわかります。


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