多摩川サイクリングロードの車窓から

春はあけぼの?

何年前でしたか、「春はあげもの。」という中吊り広告がありましたね。






春はヤビツ。やうやうキツくなりゆく蓑毛、少し曲がりて、真空コンクリート舗装の細くたなびきたる。

*現代語訳
春はヤビツで練習するのがよい。走るにつれて徐々にきつくなって蓑毛の激坂に至り、登りきって左に曲がると、真空コンクリート舗装(丸い滑り止めのあるコンクリ舗装のこと)の激坂がさらに奥へ延びているのが良い(良くない)。







夏は富士。スカイラインはさらなり、スバルもなほ、試走の多く登りちがいたる。また、ただ一人二人など、あざみに挑みて悶絶するもをかし。雲などかかるもをかし。

*現代語訳
夏は富士山が良い。スカイラインからみる駿河湾の景色もさることながら、スバルラインもまた、富士ヒルの試走で賑わっているのも良い。また、ほんの一人二人が、あざみラインの激坂に挑んで悶絶するさまも趣がある。富士山に雲がかかってまったく見えないのも趣があって良い訳あるかふざけんな金返せ。







秋は日光。朝日の差していろは坂いと近うなりたるに、車の中禅寺へ行くとて、三つ四つ、ハザードなど点灯させるさへあはれなり。まいてバスなどの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。坂登り果て、紅葉の山、華厳の滝など、はた言ふべきにあらず。

*現代語訳
秋は日光が良い。朝日が差し込む中いろは坂に近づくと、中禅寺湖へ行こうとする車が、三台四台と、渋滞に巻き込まれてハザードを点灯させる様は哀れよのうwwwwww。言うまでもなくバスなどが渋滞の中で隊列を組んでいるかのように、遠くの下のほうに大変小さく見えるのは、とても趣があって良い。いろは坂を登りきれば、紅葉や華厳の滝は、言うまでもなくすばらしい。







冬はZWIFT。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、路面のいと白きも、またさらでもいと寒きに、PCなど急ぎおこして、ローラーまわすも、いとつきづきし。走り終へて、ログを吟味していけば、いつとも分かず、白き灰がちになりてわろし。

*現代語訳
冬はZWIFTが良い・・・わけではないが寒いのでしょうがない。雪が降っている時は言うまでもなく、路面が凍結して白かったり、またそうでなくてもクッソ寒いので、外を走るのがイヤでPCとZWIFTを急いで起動し、ローラー練でお茶を濁すのも、たいそう冬にふさわしい。走り終えて、走行ログを確認していくと、FTPがいつもと変わらず進歩してない・・・、燃えつきた・・・まっ白な灰に・・・・。





オチは無い

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