ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

大卒就職率、一体何%なの?(1)

2010-08-21 | 勉強コラム

今回は、表面的なことばかり見ていないで・・・。
深いところまで見よう、という話です。

100313の新聞記事に「大卒内定率 最悪80%」がありました。

就職を希望する大学生の内定率は、80.0%。
比較できる2000年以降で最低とあります。

「それでも80%、内定はでるのか~」と思いませんか?

大学生の卒業予定者、56万人。
このうち就職希望者は、40.5万人。
このうち内定者は、32.4万人。

こんなことも書いてあるのですが・・・。
私は、深く考えていません★

この記事を覚えていたので、先日の新聞記事には驚かされました。

100806に「大卒就職率 下げ幅最大 60.8%」とあります。

「はあ? 3月は80%と言っておいて、どうなってんの?」
そんな感じです。
いつの間にか、大卒就職率が激減しているように見えました。

大学の卒業者数は、54.1万人。
このうち就職した人は、32.9万人。
このような数字も載っています。

前回の記事と比べても、そんなに変わっていませんよね?

不自然に思ったので、今度は注意深く記事を読みましたよ★

さて、大卒就職率激減(?)の理由は、次回で☆

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日産スタジアム X JAPANコンから学ぶ(2)

2010-08-20 | 教室長の趣味

Cimg2856

写真は、日産スタジアム前の横断幕、アップです。

100815、日産スタジアム、X JAPAN(X)のコンサートに参戦しました。

感じたことは、大きく分けて3つです。

普段の活動は、どうなのか?
観客動員は、どうなのか?
新規のファンは、入りやすいのか?

今回はXのことを、無条件に褒め称えませんよ★

ひとつ目は「普段の活動は、どうなのか?」です。

最近のX(というかYOSHIKI)の目標は、アメリカ進出ですよね。
100808には、アメリカでのライブも成功させたばかりです。
それ自体は、すばらしいことだと思います。

Xのアメリカ初ライブの記事は、↓をクリック。
http://www.sanspo.com/geino/news/100810/gnj1008100504001-n1.htm

でも、昔からのファンとしては、もの足りないのです。
もっと、日本でも活動してほしいなあと思います。
シングルを出したり、アルバムを出したりと。

そうして、ファンとのよい関係を作っておいて・・・。
満を持して、大規模なライブにつなげるのが理想だと思うのです。

せっかく、私がわかるだけでも新曲が3曲あります。

「I.V.」
「JADE」
「Born To Be Free」

「I.V.」は、観客で合唱する部分もあり、なかなかです。
「Born To Be Free」は、サビだけ耳に残りますね。
「JADE」は、イマイチ印象が薄いですが・・・★

これらを、シングルでリリースすればよいと思うのですが。

え? 音楽配信で聴けるって?
う~ん、私メカが苦手で、配信とかやったことないんですよね★
普通に、TSUTAYAでCDをレンタルしたいところです。

そんなわけで、ライブ前も普通に楽しませてほしいと思うのです。

次回は、感じたこと2つ目です。

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日産スタジアム X JAPANコンから学ぶ(1)

2010-08-19 | 教室長の趣味

Cimg2855

写真は、記念に1枚、日産スタジアム前の横断幕です。

100815、「X JAPAN WORLD TOUR Live in YOKOHAMA 超強行突破 七転八起 ~世界に向かって~ 真夏の夜」に参戦しました。
ツアータイトルが、やたらと長いですが★

100814と100815、2daysの公演です。
観客数は、共に65000人(主催者発表)。
男女比は6:4で、男性が多い気がしました。

X JAPAN(以下X)のツアー公式HPは、↓をクリック。
http://xjapanlive.com/

私は、20年以上前からXのファンです。
当時は、BOOWYが解散して、BUCK-TICKが出てきて・・・。
さらに、Xが出てきました。

友だちが学校に持ってきた、Xのファーストアルバム・・・。
名盤『BLUE BLOOD』を借りて、何度も聴きましたね。
激しいロックと、キレイなピアノの融合が斬新でした。

Xのコンサートに久々参戦したのが、2009年の東京ドーム。
2daysの公演で、2回とも参戦しました。
学生時代以来のコンサートだったので、燃えましたね♪

2010年、今回のコンサートは、1年少しぶりです。
何年ぶりという久々感は、あまりありません。
したがって、2009年ほどの待ち遠しさはありませんでした。

モチロン、Xを1年に1回観られることは、嬉しいことですが。

今回は、Xを無条件に称えるのではなく・・・。
少し「う~ん・・・」と感じたことを書きたいと思います。
感動しまくりが伝わるレポは、2009年のものを読んでくださいね★

「う~ん・・・」と感じたことは、大きく分けて3つです。

普段の活動は、どうなのか?
観客動員は、どうなのか?
新規のファンは、入りやすいのか?

次回から、この3点を詳しく考えていきます☆

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『35歳の教科書』レポ(5)

2010-08-18 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『35歳の教科書』藤原和博(ふじわら・かずひろ)著(幻冬舎)より◆◇◆

ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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リーマンショック後も生き残るレバレッジ

私は人生にもレバレッジを効かせることが大切だと思います。

まずは何でも「やってみなければわからない」というスタンスでチャレンジしてみる。
試行錯誤を通して「ここがツボかな」と思ったら、そこに思いっきり飛び込むのです。

不動産がレバレッジだった時代は終りました。
株式もダメ。

では、現代において何が「ツボ」なのでしょうか。

それは「人」と「物語」、そして「人と人との関わり」です。
「それぞれ一人一人」になるからこそ、人とつながっていくことがレバレッジになる。
---------------------------------------------------------------------

以前、「自分の会社で採用する人に、あるといい力」についてのアンケートがありました。
人事担当や採用担当の人に聞いたものでした。
たしか1位は、「コミュニケーション能力」でしたね。

また以前、「なぜ会社を辞めたか」についてのアンケートがありました。
たしか1位は、「上司や同僚との人間関係」でした。

入社も退社も、「人と人との関わり」が最も大きい時代になったのかもしれません。
もしくは、以前からなのかもしれませんが。

ところで、学生の間は・・・。
余程のことでない限り「ここがツボ」と思えることは少ないでしょう。
世界で通用するほどの力があれば別ですが。

たとえば、ゴルフの石川遼君、卓球の福原愛さん。
この人たちは、幼い頃に「ツボ」を発見した極めてまれな人物です。

それでは、普通の人はどうすれば「ツボ」を発見できるでしょうか? 
それはやはり、勉強することだと思います。
それも原則、幅広く勉強することです。

幅広く勉強すると、「あ、これっていいかも」という教科、科目、分野が見つかるかもしれません。

逆に、幅広く勉強しなかったらどうなるでしょうか?

もしかしたら、自分の「ツボ」のはずなのに・・・。
一生、出会うことがないかもしれませんよね★
それではもったいない。

大学入試センター試験がありますよね。
最大で9科目を受験することになります。

我慢強く、幅広く勉強してきた学生。
さらに、それがしっかり身についている学生。
やはり、そんな学生は有望だと考えられているのだと思います☆

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「ガリガリ君」品薄の中、8月集中授業開始

2010-08-17 | 教室日記

Cimg2688

写真は、「ガリガリ君 ソーダ」です。

毎日暑いですね~★
100817の新聞記事に、「猛暑再来」がありました。
再来してほしくないのですが・・・。

100816、埼玉県越谷市で、最高気温が38.1℃とあります~★
埼玉県白岡町も、やたらと暑かったですよね。

アビット新白岡校は、100816から8月集中授業が始まりました。
これは、8月後半の指導です。
主に、通常の「学校よりも先取り」カリキュラムが再始動します。

子ども個人別に、若干異なりますけどね。

それにしても、気温以上に暑い気がしませんか?

集団指導教室など、使わないときに冷房を切っていると・・・。
温室のような暑さに~★
あわてて、涼しい個別指導教室に逃げ込んでいます。

温室ということは、確実に気温以上・・・★

さて、そんな中、「ガリガリ君」が品薄状態です。
100811の新聞記事には「涼求め 品薄続々」が載っていました。
ノンアルコールビールや「ガリガリ君」が売れています。

私はビールを全く飲みません。
ノンアルコールビール(第3のビール)も含めてです。
その代わりに、コーラ系をよく飲みますね。

2010年、よく飲んでいるのは、アサヒの「グリーンコーラ」です。

アサヒ「グリーンコーラ」の公式HPは、↓をクリック。
http://www.asahiinryo.co.jp/otona/gc/

氷室京介(ひむろ・きょうすけ)がテレビCMをしていて、惹かれました。
オトナ向けで、素材にこだわっているようです。
実際、おいしく感じます。

また、「ペプシNEX」や「コカコーラZERO」も、よく飲んでいます。
仕事の帰りに買って帰ることもあり・・・。
ビールで晩酌する人の気分に浸っています。

カロリーがゼロと言われると、飲みやすく感じてしまいますね。

あとは、夏の風物詩「ガリガリ君」です。

赤城乳業「ガリガリ君」の公式HPは、↓をクリック。
http://www.akagi.com/

JR新白岡駅西口に、セブンイレブンがあります。
ここには長く、ソーダ、梨、チョコの3種類ありましたが・・・。
100816に見てみると、ソーダの1種類しかありませんでした。

また、JR新白岡駅東口に、ミニストップがあります。
100816、ここには「ガリガリ君」が、ひとつもなし★
しかも、アイスを売っているケースの中が、スカスカ状態でした。

新聞記事のとおり、品薄になっているようです。

ちなみに私は、「ガリガリ君」では梨味がイチバン好きです。

2010年、8月は猛暑が続くようですね★
9月も、残暑が厳しいようです。
まあ、コーラ系と「ガリガリ君」で、夏を乗り切ります♪(←大丈夫か?)

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『35歳の教科書』レポ(4)

2010-08-16 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『35歳の教科書』藤原和博(ふじわら・かずひろ)著(幻冬舎)より◆◇◆

ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
20代、30代でも「一万時間」をテーマにしろ

マルコム・グラッドウェルはこう言っています。

「成功した人は『才能とは資質』と答える。もちろんそうかもしれないが、その才能を開花させるのは練習量だ」。

もちろん「おもしろい」と思わなければ1万時間も練習することはできないでしょう。
逆に言えば、1万時間もひとつの物事を練習できることこそが才能なのです。

これは営業の仕事にも言えると思います。
確かに営業マンはセンスがあってこそかもしれませんが、それよりもまずは「練習量」が問われます。
初めはうまく話せなくても回数を積み重ねて行くうちにスムースに話が通るようになる、これは日々営業まわりをし続けた成果が生み出すものです。
---------------------------------------------------------------------

勉強を「おもしろい」と思うにはどうすればいいでしょうか? 
答えのひとつは、「勉強ができるようになればいい」です。
できないことをやっているので、おもしろくないとも言えます★

勉強が「できる」には、どうすればいいでしょうか?
それはまず、自分が時間を使って勉強すること。
内容を身につけて、理解して、使えるようにすることです。

できるようになると、おもしろくなります。
テストで高得点を取り、周囲にほめてもらう、認めてもらう・・・。
そうすると、なおさらおもしろくなるはずです♪

それでは、ほめてもらう、認めてもらうには、なにが必要でしょうか? 
答えのひとつは、人の言うことを素直に聞くこと。
言いかえると、約束を守ることが必要です。

たとえば、アビットへ行けば・・・。

勉強のやり方
勉強のペース
来週までにやるべきこと

・・・これらがわかります。

そこで、素直に行動に移せるのかどうか。
それとも、自分に負けて行動が起きないのか。
ここで、大きな分岐点が来ると思いますよ。

それでは、どうすれば素直に人の話を聞いて、行動に移せるのか? 
それは、遺伝子もあると思います。
大きいことは、幼い頃(現在も)の生活習慣もあると思います。

食事、後片付け、忘れ物、準備、提出物、お手伝い、ゲームの時間、テレビの時間、寝る時間、起きる時間・・・。

生活習慣がうまくいっていれば・・・。
他人の話を聞き入れる素地があると思います。
生活習慣については、オトナの言うことを聞き入れていますからね。

それを、勉強習慣までに発展させていきましょう。

モチロン、アビットでも接し方、言い方、やり方を工夫しています。
学力を上げて、勉強のやる気を上げていき・・・。
保護者の方とお子さんのお役に立ちたいと思います☆

・・・次回ラスト。

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『35歳の教科書』レポ(3)

2010-08-15 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『35歳の教科書』藤原和博(ふじわら・かずひろ)著(幻冬舎)より◆◇◆

ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
記憶力だけでは重宝されなくなった

突然ですが、質問です。
受験勉強で最も大切なチカラはなんでしょうか? 

多くの人が「記憶力」と答えるでしょう。
テスト自体が、「どれだけ正解を覚え、再現できるか」を問う形態になっているからです。

ただ、難関大学や司法試験に合格した人に話を聞くと、決まって「出題可能性のある範囲を網羅してすべてを覚えることなんて不可能なので、記憶力とは違う能力が必要だ」と指摘されるのです。

この意見には私も共感できます。
私にとって受験勉強に必要だったチカラは「記憶力」でなく、「出題者が何を問いかけてくるかを推理するチカラ」でした。

では、どうしたら出題者の意図を読むチカラが強まるのでしょうか。
それは常に問いかけられた問題に疑問を持ち、出題者と対話する癖をつけることです。
---------------------------------------------------------------------

ここに書いてあるのは、難関大学や司法試験についてです。
モチロン、いずれはそこにつながる可能性はあります。

単なる「暗記力」だけではダメだということですよね。
相当な「考える力」が必要になります。
あとは、実際に書いていないことでも「読み取る力」ですね。

でも、小学生、中学生はどうでしょうか? 
ある程度の知識は必要だと思います。
それは、公立の学校で習うことよりも、もう少し上の知識です。

その中には「暗記力」も入るでしょうね。
中学受験、高校受験、一般の大学受験が・・・。
そのような形態になっているからです。

そうでなくとも、まず知識がなければ発展はないと思います。

たとえば、なにも勉強せず、知識もなく顕微鏡を覗いていても・・・。
「なにか動いているな~」で終るかもしれません★

では、勉強して知識がある人が顕微鏡を覗いたらどうなるでしょうか? 
「これは・・・、新たな病原菌の発見だ!」となるかもしれません。

新たな病原菌を発見するのは・・・。
それまでの病原菌についての知識がないと、できないことですから。

したがって、小中高生は、まず知識が大切だと思います。
モチロン合わせて、よい経験なども大切ですよ☆

「知識をつけることは行動することの始まりであり、行動することは知識を完成させることである」
 (酒井とし夫〔さかい・としお〕 ファーストアドバンテージ有限会社社長)

・・・次回へ続く。

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『35歳の教科書』レポ(2)

2010-08-11 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『35歳の教科書』藤原和博(ふじわら・かずひろ)著(幻冬舎)より◆◇◆

ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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「ダダダの無限サイクル」で実行と修正を繰り返す

どこを改善すれば最も効果的なのか。思案している暇があるならば、まずは行動してみることです。

ダダダの無限サイクルで、不透明な時代をぐんぐん突き進んでいけばいい。
失敗しても、改善すればいいのです。
ともかく一歩を踏み出すこと。

こうしたやり方を、「正解主義」ではなく「修正主義」と呼びます。
「修正主義」で仕事に取り組み、「修正主義」で人生すればいいんです。

心配しないでください。
前進しているうちに、必ず未来が拓けてきますから。
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「PDCAサイクル」を知っていますか?

「PDCA cycle, plan-do-check-act cycle」と言います。
経営やマネジメントの本によく登場します。
基本的には、工業の仕事について考えられたもののようです。

最初はPlan「計画」です。
まずは、計画が肝心ですね。

次にDo「実行」です。
計画にそって、実際に行動します。

次にCheck「評価」です。
計画に沿って行動できているか確認します。

最後にAct「改善」です。
計画に沿っていない部分を改善します。

原則、この一連の動きでよいと思います。

アビットでの勉強も、ほとんど同じですからね♪

Planでは、授業をしたり、宿題を出したりします。

Doでは、実際に家で勉強します。

Checkでは、アビットに来て・・・。
解説を読んでもわからないところを教えてもらいます。
さらに、宿題の部分の確認テストをやってみますね。

Actでは、できなかったところを教えてもらう。
もしくは類題を解きなおすなどの改善が行われます。

ただし、勉強でもありますし、仕事でもありますよね。
計画だけに時間を使ってしまうことです★
そのため結局、行動が伴わないことはありませんか?

近年での成功パターンは、「まず行動」のような考え方です☆

たとえば、仕事で「やり方がわからない」と止まらないで・・・。
とにかく目の前にあるものに一生懸命にぶつかってみる。
そこから何かわかるかもしれません。

問題が出たら、あとから修正すればいいことです。
これが「DoとAct」、つまり「DADADAの無限サイクル」です。
「PDCAサイクル」よりも、スピードがあります。

勉強の基本は、じっくり丁寧な「PDCAサイクル」です。
そして時には、「DoとAct」を重視すると・・・。
勉強のスピード、つまり勉強量が増えるかもしれません☆

「行動してみる前に考えても無駄です。行動して修正すればいい」
 (柳井正〔やない・ただし〕 ファーストリテイリング〔ユニクロ〕会長兼社長〕

・・・次回へ続く。

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『35歳の教科書』レポ(1)

2010-08-10 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『35歳の教科書』藤原和博(ふじわら・かずひろ)著(幻冬舎)より◆◇◆

ルールが変わったら、戦い方も変えないといけない!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
教育は大人に対しても必要

これからの時代、与えられた問題に、教えられた正解を返すだけの子供は弱い。
一方で、経験したことのない問題にぶつかっても、間違いや失敗を恐れず、自分自身が納得できる解答を探せる子供は強い。
これは大人も同じです。

「それぞれ一人一人」の時代に急速にシフトしていくと、人々の価値観がますます多様化していきます。
隣に座っている人のカルチャーは、自分と180度違うかもしれない。
それでも勇気を持って意見交換ができる能力が必要となるのです。

まずは相手の話を見聞きしたままに受け取るのではなく、客観的、分析的に理解することが大切です。
一方で相手の意見を受け入れる柔軟性も求められます。

もし、いい意見だと判断したら、言葉は悪いですが“パクって”自分のものにする。
消化した上で、さらに自分流のオリジナルな意見を展開していく。
そうしたプレゼンテーション技術が重要になってきました。
---------------------------------------------------------------------

人間、何歳になっても勉強だと思いますよ。

子どもは、今やっている教科の勉強はできなくても・・・。
オトナになって仕事をすればうまくいくと。
勉強と仕事は別物だと思っていることがあるようです★

とんでもない誤解だと、まずオトナが言うべきだと思います。

以下は、私が教室で子どもに言っていることです。
学習塾の先生という仕事も意識していますけどね。

子どもは、「勉強」→「成果が上がる」です。
とてもストレートで、うらやましい限りですよね。
子どもは、自分の努力次第でなんとかなる確率が高いです。

一方オトナは、「勉強」→「お客さん」→「成果が上がる」です。
オトナの成果を決めるのは、実は自分ではありません。
オトナの成果を決めるのは、お客さんということなのです。

オトナは、自分がどれだけ勉強しても、努力しても・・・。
なんとかならないかもしれません★

仕事で成功しているオトナは・・・・。
勉強したことや努力したことが、お客さんに評価されています。
自分の次に、まだお客さんという関門があるわけです。

そして、オトナでも何かしらの勉強は、ずっと必要です。

確実に学校の勉強よりも難しいと思うのですが、どうでしょうか?

教科の勉強もできないのに、仕事でうまくいくのは難しいでしょう。
だから、今やっている教科の勉強ですね。
子どもには、まずこれをしっかりやっておこうと言っています☆

「努力をしても報われない奴はいる。ただ、成功した奴は必ず努力をしている」

 (長州力〔ちょうしゅう・りき〕 プロレスラー)

・・・次回へ続く。

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『勉強のルール』レポ(5)

2010-08-09 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『勉強のルール』西口正(にしぐち・ただし)著(明日香出版社)より◆◇◆

塾の先生が教える、子どものやる気が出る101のルール!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
どうすれば解決できるかを考えよう

人間誰しも失敗もすれば、間違うこともあります。
しかし、失敗したり、間違ったり、難しい問題が起こったとき、どのように対応するかでその人の評価は決まります。

つらいとき、悲しいときは誰でも、逃げ出したい気持ちになるものです。
逃げたり、誰かに責任を押し付けたりすることは簡単ですが、問題は解決しません。

逃げたり、誰かに責任を押しつけたりすれば、その場はそれでいいかもしれません。
しかし、自分の意識の底には「私は逃げたズルイ人間」「私は責任を押しつけた無責任な人間」という罪の意識が強く残ります。
そして、その罪の意識は一生消えずに残ります。

それよりも真正面から立ち向かって、どうすればいいのかを考えましょう。
ふだんからこのように考えていると、問題を解決する能力やものごとを判断する力が自然に身につきます。

そして、不平不満、否定的な言葉はなるべく使わないように心がけましょう。
後ろ向きの言葉を多く使う人のまわりには人は集まりませんが、前向きな言葉を多く使う人のまわりには、吸い寄せられる人が集まってくるものです。
そうして、まわりから信頼され、応援されて、難しい問題も解決の方向に向うのです。
---------------------------------------------------------------------

「ソリューション・フォーカス」を知っていますか?
脳をプラスに働かせるやり方です。

『本当は怖い脳科学』(米山公啓〔よねやま・きみひろ〕監修 イースト・プレス)を読みました。
そこに、詳しく説明がありましたよ。
以下、少しみてみましょう。

---------------------------------------------------------------------
この手法では、問題の原因はひとまず無視される。

代わりにうまくいっている点に注目して、そこから「どうすればよりよい状況が達成できるか」を考える。
マイナス要因を分析するのではなく、プラスになることを伸ばすのだ。

実際、仕事でのミスの原因を探すと、多くの場合は特定の人の責任か、部署や社内全体の問題ということになる。
しかし犯人捜しをしたからといって問題が消えてなくなるわけではない。
それなら犯人捜しの労力を、状況改善のために振り分ける方がよほど建設的だ。
---------------------------------------------------------------------

仕事でのミスでなく、仕事での売上減のことだとします。
私も残念ながら経験がありますね。
「売上が上がらないのは、オマエのせい」と言われることです★

やはり、上の職位の人間、上司、そこから言われます。
上の職位の人間は、さらに上の職位の人間に言われていると思います。
さらに上の職位の人間は、もうひとつ上の職位の人間に・・・。

結論は、上手くいかないことがあると・・・。
それは、下の職位の人間に回ってくるということです★
弱い立場の人間に、しわ寄せがくると。

人間、「自分のせいではない」と思うと安心できますからね。
積極的に誰かのせいにして、自分の心の安定を手に入れているわけです。
まあ、どこにでもある光景ではありますが・・・。

私は過去、同僚との人間関係では、あまり悩みませんでしたが・・・。
このオカシな上司の理論には、怒りが湧いていましたね。
転職の理由は、それが大きく絡んでいる気がします。

もちろん、下の職位の人間のせいもあるでしょう。
でも、イチバンの理由は、トップの戦略・戦術ミスだと思います。
小さい組織ほど、その割合が高いものです。

戦略は、企画や商品開発などだとします。
戦術は、それをどうやって売っていくかだとします。
売上減なのは、それがズレていることがほとんどだと思います。

ズレたままで「現場が頑張っていないからだ!」となるわけです。
私の経験だと、やはり現場は頑張っている印象があります。
でも、その頑張りが、うまく成果につながらないわけです。

それはやはり、トップのやり方がズレているからです。
水を沸騰させて、天ぷらを揚げようとしても揚がりません。
ズレたものをズレたままどんなに頑張っても、うまくいきません★

成果を出す方法(戦略・戦術)は、トップが考える。
それに従って、現場がキッチリと働く。

これだと、基本的にはうまくいくのでは・・・と思います。

モチロン、その「成果を出す方法」を見つけるのが大変なのですが★

そんなわけで、犯人捜しよりも、成果の出る方法を考えたいものです。
それには、マイナス面よりもプラス面を考えていくことですね。
私も「誰か・何か」のせいにしないで、状況改善に努めます☆

「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする」
(ピーター・ドラッカー Peter Ferdinand Drucker オーストリア生まれの経営学者・社会学者)

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