写真は、131130、中3の北辰テスト対策講座です。
私立高校単願の子どもは、最後の北辰テストになりましたね。
やり始めたときは、「ええ~、8回もあるの!?」でしたが・・・。
ここまでくると、あっという間に第7回という感じですよね。
私立高校の希望のコースに・・・。
まだ偏差値【SS】が足りていない子どももいます。
最後の第7回は、自分のできる限りの【SS】を取ってほしいです。
悔いのないように・・・。
以下の問題は、難易度MAXの「D問題」です。
北辰テストの理科は、決まって計算問題が「D問題」ですよね★
毎回、2~3問あります。
問題「抵抗の値が異なる電熱線a~cとスイッチなどを組み合わせて、回路をつくった。電源装置の電圧は6Vで一定とする。スイッチ①~⑤をいろいろ切りかえて電流を流した。結果をまとめると、表のようになった」
問:電熱線bの抵抗は何Ωですか。
イキナリ、電熱線bのΩが出るわけではありません★
その前に、電熱線aや電熱線cのデータをとりましょう。
そうすると、電熱線bのデータもわかりますよ。
オームの法則の式と、直列・並列の特徴は・・・。
最低限覚えていないと、計算に入れません。
アビット新白岡校では、北辰テスト対策講座の前に・・・。
ほぼ必ず、電流・電圧の計算の復習プリントを解いています。
第1回~第7回の講座で、覚えられたと思います。
詳しい解答の流れは、穴埋め式のプリントを自作しています。
けっこうスムーズに考えていけると思いますよ。
それでは、一緒に見ていきましょう。
回路1は、電熱線aと電熱線cの直列回路になっています。
電熱線aの電圧は、表より2Vです。
だとすると、電熱線aのVは?
→ 6-2=4(V)
回路1を流れる電流は、表より0.2Aです。
電熱線aのΩは?
→ 2/0.2=10(Ω)
電熱線cのΩは?
→ 4/0.2=20(Ω)
回路2は、電熱線aと電熱線cの並列回路になっています。
それぞれの電熱線にかかる電圧は、表より6Vです。
電熱線aのΩは、上の計算より10Ωなので、電流は?
→ 6/10=0.6(A)
回路2全体の電流は、表より0.8Aです。
電熱線bを流れるAは?
→ 0.8-0.6=0.2(A)
したがって、電熱線bのΩは?
→ 6/0.2=30(Ω)
答えは、「30Ω」でした。
↑図と共に、確認してみてくださいね。
なんと! この「D問題」は、教室で1人だけ正解しました☆
それは、まだ【SS】が足りていない子どもでしたね。
これは、明日もうまくいく可能性がありますよ~♪
中3の9月から開始している「入試対策講座理社」・・・。
これが、うまくいっている感じがしますね。
全体的に、中3生の理社はよくなっています♪
普段の勉強では、私がいろいろお助けすることができます。
でも、試験会場の栄東高校では、ひとりでの闘いになりますね。
自分(と家族)の希望は、自分の手でつかみ取ってほしいです☆
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