230502、「ルーヴル美術館展 愛を描く」に参戦しました。
「ルーヴル美術館展 愛を描く」の公式HPは、↓をクリック。
https://www.ntv.co.jp/love_louvre/
場所は、東京・六本木、国立新美術館。
会期は、230301~230612。
2020年の初め、新型コロナ感染が広がってからは・・・。
海外美術品の展覧会には、一度も参戦していませんでした。
おそらく3年ぶりくらい、久々の参戦です。
ポスターなどを見るとわかりますが・・・。
「LOUVRE(ルーヴル)」の「UR」を消すと「LOVE」となるのですね。
「LOVE=愛」についての絵画を中心に、74点が来日しました。
↑キービジュアルは、この2作品でした。
展覧会の構成は、以下の通りです。
● プロローグ――愛の発明
● Ⅰ. 愛の神のもとに――古代神話における欲望を描く
● Ⅱ. キリスト教の神のもとに
● Ⅲ. 人間のもとに――誘惑の時代
● Ⅳ. 19世紀フランスの牧歌的恋愛とロマン主義の悲劇
事前に、HPや展覧会の紹介雑誌を見ましたよ。
どうやらメインは・・・。
ジャン=オノレ・フラゴナールの《かんぬき》という作品のようです。
おそらく、大きい作品。
リアルな絵で、この時代の「愛」を表現しています。
アップで見ると、けっこうヒビが入っています。
絵画の中、男性の腕の中にいる女性の心の中は・・・。
前進したいのか、それとも後退したいのか。
見る人によって、解釈が分かれるというのも面白いですね。
「愛」を表現するのによく登場するのが、愛の神様「アモル」です。
アモルが人間の心臓に弓矢を当てると、人間に「愛」が生まれると。
アモルは基本、翼がはえた子どもか若者の姿をしています。
アモルは、1枚の絵画の中に複数飛んでいることもありますね。
そして、私がこの展覧会でイチバン驚いたことがありました。
なんと、最後の「Ⅳ」のエリアでは・・・。
写真撮影ができるということです☆
ええ~、本格的な来日絵画の展覧会では、聞いたことがありません。
普通は、「絶対に撮影禁止」だったはずだと思いますが・・・。
いつの間に、そんな制度ができたのでしょうか。
「Ⅳ」のエリアでは、8作品が展示されています。
大きい作品は3点で、キービジュアルになっている作品もあります。
それは、フランソワ・ジェラールの《アモルとプシュケ》です。
「Ⅳ」のエリアに入ると、来場者は写真を撮っていました。
↑どの作品の前にも、来場者が多数いましたね。
私が参戦した来日絵画の展覧会、3年前まではなかった光景でした。
「ホントにいいの?」と思いながら・・・。
大きい作品、3作品だけ写真に撮りましたよ。
↑フランソワ・ジェラール《アモルとプシュケ》です。メイン級☆
↑アリ・シェフェール《ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊》です。
↑クロード=マリー・デュビュッフ《アポロンとキュパリッソス》です。
展示している原画を、そのまま写真に撮れるなんて・・・。
かなりよい記念になりました。
今後、他の展覧会でも、このような制度があるのでしょうか?
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