なぜ高校入試で採点ミスが出るのか？（1）

140528の新聞記事に「入試採点　甘いチェック」がありました。

2014年度は、東京都立高校入試で、採点ミスが139件。
本来合格だったはずの4人が、不合格になってしまいました。
「そんなことがあってもいいのか？！」と思ってしまいます★

詳しくは、以下の『ブログ・アビット』の記事より。

「都立高入試、採点ミスで不合格」は、↓をクリック。
http://blog.goo.ne.jp/kavid060327/d/20140418

「『採点ミスで高校不合格』どうなった？」は、↓をクリック。
http://blog.goo.ne.jp/kavid060327/d/20140528

140528の新聞記事には・・・。
「2014年度入試まで、過去5年度分で発覚した採点ミス」
・・・このリストがありましたよ。

書いてあるだけ、すべて紹介します。
リストには明記されていませんが、公立高校入試のものです。

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◆ 宮城県

2014年度の社会科で、60人の点数を3点低くした。
合否に影響なし。

◆ 秋田県

2014年度が1人、2013年度入試が5人など。
2010年度から、5年連続で発覚。
いずれも、合否に影響なし。

◆ 東京都

2014年度に139件のミス。
合格だった4人が不合格に。

2013年度も1件あり。
合格だった1人が不合格に。

◆ 山梨県

2013年度に1人の点数を50点低くし、不合格に。

◆ 大阪府

2013年度に114件あり。
合格だった4人が不合格に。

2014年度も37件あったが、合否に影響なし。

◆ 大阪市

2013年度に11件あり。
合格だった2人が不合格に。

2014年度は10件あったが、合否に影響なし。

◆ 岡山県

2014年度に410件あったが、合否に影響なし。

◆ 熊本市

2012年度に45件あり。
合格だった1人が不合格に。
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秋田県のように、1～5件発覚などは、十分あることだと思います。
公立高校入試の採点は、マークシート読取機械ではありませんから。
人間が採点している限り、ミスは出るでしょう。

本当に1～10人で済んでいれば、悪くないのではと思います。

だから、0（ゼロ）ってのは、ホントかなあと疑います★
私の勝手な推測だと、よく調べていないだけだと思います。
もしくは、発覚しているけれど、報告していないだけとか。

我が埼玉県の報告がありませんが、心配です・・・。

子どもが、公立高校入試の過去問などを解いているとき。
「1点違うだけで、不合格になるかもしれないからな！」
私もそうですが、多くの塾の先生が言っているのでは？

子どもが、取れるはずの問題を間違えたときですね。
つい説教のような感じで、口に出ることがあります。
1点低いということに、それくらいの意識があるのです。

“数多く”採点ミスをする高校の先生は・・・。
そんなことまでは考えていないのでしょうか？
他人事そのもの、アバウトですよね★

自分のことだったら、相当な大事になるはずですが・・・。

あと、思うことがあります。

「仕事はしたけど、それが正しいのか、ミスしているのかわからない。しかも、自分の仕事の精度は、当事者には知らされない」

・・・これって、「仕事」と言えるのでしょうか？
「ミスしても、どうせ誰に知られるわけでもないし」
そういう方向に行ってしまう気がするのですが。

さて、なぜ高校入試で採点ミスが出るのか？

・・・その本題は、次回ラストへ☆

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