写真は、160614、中2数学の授業です。
埼玉県白岡市・篠津中、第1回定期テストが迫りましたね。
160628&160629の2日間です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。
さあ、過去問を見てみましょう。
問題「図のカレンダーで、数を十字に囲むと、5つの数の和にはある性質が成り立つ。その性質を、文字を使って説明せよ」
カレンダーが出てきて、何かしら説明する問題です。
毎年、ほぼ必ず出題されている気がしますね。
2016年度から新しくなった、数学の教科書にも載っています。
「文字式の利用」という部分で、3ページも使っていますよ。
それでは、解答例を見てみましょう。
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十字に囲んだ5つの数の、中央の数をnとする
5つの数は小さい順に・・・。
(n-7)、(n-1)、n、(n+1)、(n+7)となる
和は・・・。
(n-7)+(n-1)+n+(n+1)+(n+7)
=5n
nは整数なので、5nは5の倍数の形になっている
したがって、5つの数の和は、5の倍数になる
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解答例は、以上です。
↑確認してみてくださいね。
近年、学力で力を入れているのは、「思考力、判断力、表現力」です。
ザックリ言うと・・・。
● 知識をいくつか組み合わせて解く問題
● 応用・発展問題
● 白い空間に自分の考え方を書いていく問題
・・・こんな感じの問題のことになると思います。
今回の問題は、白い空間に記述していく問題です。
主に、「表現力」を試されている感じがありますね。
カレンダーの説明では、数字の囲み方が色々ありますよ。
十字だけでなく、正方形で囲む、長方形で囲む、ななめに囲むなど。
いずれにせよ、まずはどの部分を文字で表すか決めることですね。
このような「数について説明していく問題」は・・・。
今後、入試でも出題されるようになるのではと言われています。
知識があることは前提で、自分で記述できるようにしたいですね☆
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