写真は、150330、春期講習、新中2数学の授業です。
3月の最終週~4月の第1週は、桜が満開ですね☆
2014年は、埼玉県・大宮公園に15分ほどお花見に行ったのですが・・・。
2015年は、今のところ行けていません。
今のところ、春期講習で精一杯という感じです★
↑その代わり、近所の桜の写真をバシバシ撮りましたよ♪
さて、授業に入りましょう。
問題「図のように、正方形とおうぎ形を組み合わせた図形がある。この図形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体について、次の問いに答えなさい」
(1)体積を求めなさい。
(2)表面積を求めなさい。
今までに、何度も練習した形ですね。
軸を中心にクルクル回って、立体になる問題です。
以前は、見取り図(立体的な図)を描いてもらいました。
まず、見取り図が想像できないと、問題が解けないですが★
見取り図は、下の写真に描いてありますよ。
それでは、一緒に考えていきましょう。
(1)体積を求めなさい。
まず、円柱部分と半球部分を分けて、体積を求めます。
円柱部分の体積は?
→ 9×9×π×9=792π
半円部分の体積は?(球の体積の公式 4/3 πrの3乗)
→ 4/3 π×9の3乗×1/2
=2/3 π×729
=2π×243
=486π
ラスト、ドッキング。
→ 729π+486π=1215π
答えは、「1215π㎤」です。
(2)表面積を求めなさい。
円柱部分の展開図を描きましょう。
下の写真に描いてあります。
円柱部分の横の長さを出して、側面積を求めましょう。
円柱部分の横の長さは、底面積の円周と同じです。
底面積の周りに、側面がクルクルとピッタリ巻き付きますからね。
→ 9×2×π=18π
円柱部分の側面積は?
→ 9×18π=162π
底面積の面積は?
→ 9×9×π=81π
半球の表面積は?(球の表面積の公式 4πrの2乗)
→ 4×π×9の2乗×1/2
=2π×81
=162π
ラスト、ドッキング。
→ 162π+81π+162π=405π
答えは、「405π㎠」です。
↑確認してみてくださいね。
地道に計算していけばできます。
頭を使うような、悩む問題ではありません。
できる子どもは、途中の式を丁寧に書いて計算しています。
逆に、できない子どものパターンは?
式や途中の式を丁寧に書かないで、解こうとしています。
筆算だけが、ゴチャっと書いてあるとか。
そうすると、間違える確率が上がりますね。
普段から式を丁寧に書かないので・・・。
公式の覚えが薄いように感じます。
球の体積の公式と、球の表面積の公式が入れ替わっているとか★
さらに、根本的な円の公式すら、間違えている場合があります★
「わかってるから自信ある」なんて言っていても・・・。
「わかる」は、「できる」ではありません。
できるようになるには、いつも言っている通りです。
途中の式をしっかり書くこと。
そして、じっくり丁寧に計算することです。
面倒がって・・・。
● 式を書かなかったり
● 途中の式をはぶいたり
● すばやく雑に計算したり
・・・これだと間違えて、間違い直しになる可能性が上がります。
余計に面倒になるし、時間もかかることに気づいてほしいです☆
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