◆◇◆塾と勉強 Q&A 16◆◇◆
Q 15「宿題をやれと言っても、やりません」
A 15「もう『宿題をやれ』というのを、やめましょう」
『中学生の「やる気」は親しだい!』谷あゆみ(たに・あゆみ)著(PHP)を読みました。
その書籍には、こんなアンケート結果が載っています。
「『勉強しなさい!』と言われると、どんな気持ちになりますか?」
中学生の結果は、「勉強しようと思う」が、わずか20.26%でした。
実は小学生の結果だと、もっと効き目があるのですが・・・。
中学生には、あまり効き目がないことがわかります★
「言いたくないけれど、勉強しなさいと言わないと、家で勉強しない」
保護者の方の中には、そういうことがあるかもしれません。
保護者の方は「勉強しなさい!」と言いたくない。
子どもは、上のアンケートにあるように・・・。
「勉強しなさい!」と言われても、やる気が出ない。
保護者の方も子どもも気分が悪く、効果も上がっていませんね★
だったら保護者の方は、「勉強しなさい!」と言わないことです。
「『勉強しなさい!』と言ってくださいね」
私も、保護者の方に頼んだことはないと思います。
たとえば、アビット新白岡校の宿題について。
もし、子どもの行動を促してもらえるなら・・・。
保護者の方のやることは、大きく3つです。
①まず、子どもの宿題の範囲を確認します。
何の教科が何ページから何ページなのか。
②「じゃあ、宿題の範囲を勉強して、〇×直しをしたら持ってきてね」
そのように言ってあげてください。
③持ってきたら、宿題の範囲が〇×直しまでやってあるのか確認します。
「言いっぱなし」では、子どもは動きません。
・・・ここまでの3つですね。
「宿題をやれ」というだけでは、仕事になっていません★
やったことを「確認する」というのが仕事になります。
実は、私の最初の仕事も、「確認する」ことですから。
感情を入れないでかまいません。
指導者にならなくてかまいません。
「どうしてもわからないところは、塾で聞きなさい」でよいのです。
これだけで、子どもの学力は上がります♪
子どもを変えていくのは、大変なことです。
まずは、大人が変わることです☆
「あなたの考えを変えなさい。そうすれば、あなたの運命を変えることになります」
(ジョセフ・マーフィー Joseph Murphy イギリスの自己啓発作家・牧師)
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