ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『〈勝負脳〉の鍛え方』レポ(3)

2013-04-12 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『〈勝負脳〉の鍛え方』林成之(はやし・なりゆき)著(講談社現代新書)より◆◇◆

スポーツにビジネスに勉強に、勝てない脳を劇的に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する

人間は目的や目標が達成できないと、あれは難しいとか、これは無理だとか、いろいろな理由をつけて方向転換しようとします。

これも、自分の脳を守る自己保存の本能に従った考え方なのです。

練習場がないといった自分では解決できない事情があれば、なおさら強力な理由になるでしょう。

しかし、そうした理由から自分では賢い選択だと思って方向転換したとしても、最初にめざした目的からはずれたという事実は変わりません。

目的は達成されず、そこには計画したことができなかったという現実だけが残ることになります。

そして、一度これを体験して癖になってしまうと、何をやってもいつも目的が達成できない脳になってしまうという仕組みが人間の脳にはあるのです。

私たちは古くから体験的にこのことを知っているので「初心忘るべからず」という言葉を大切にしているのだと私は思っています。

迷ったときは初心に帰れです。

最初の目的を常に忘れずに努力していると、遅かれ早かれ力は必ずついてきます。

誰でも初めは実力がないので自分にはできそうもない気がするものですが、ここに紹介した①目的と目標を明確にする、②目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する、③目的を達成するまで、その実行を中止しないとい三つを守ることができれば、人間は必ず目的を達成する習性を持っているのです。
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勉強についての「決めたこと」とは何でしょうか?

おそらく、受験する志望校となることが多いでしょう。
一度、これを明確にしておきましょう。
そうしたら、勉強の質と量が決まるはずです♪

あとは実行あるのみですね。
志望校の合格まで、その実行を中止しないことです。

もちろん、こんな流れが理想なのですが・・・。
現実的に、そういかない場合もありますよね。

目標を明確にするのはいいが、現実と離れすぎた目標ではないのか
勉強の質と量が、本人に合っていないのではないか
受験の日程は決まっているので、その日程までに実行が終了するものなのか

このようなことも考えることがあると思います。

勉強も仕事も、最初の「決めたこと」からは・・・。
いくらかズレくるものという気がします。

それでも成功する人は、そのズレを感じて、うまく修正できること。
もしくは変化できることです。
ひとつのことにこだわらないで、臨機応変に動いていくこと。

現実の場面では、そのほうが成功に近くなるような気がします。

ただ、最初に「決めたこと」が、どうしてもゆずれないこと。
もしくは、もう少しで達成できそうなとき。
そんな場合は、「初心忘るべからず」で突き進んでいくのがよいと思います☆

そのときの達成感は、特別心地よいものになるのでしょうね。

「一度決めたことは、最後までやり通せ。最後までやれば何かが残る。何かが残れば、人はそれを誇りにできる。自分に誇りを持てれば、きっと強くなれる」
 (テレビドラマ『スクール!!』第1話より 江口洋介のセリフ)

・・・次回へ続く。

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コメント
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