ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『〈勝負脳〉の鍛え方』レポ(1)

2013-04-10 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『〈勝負脳〉の鍛え方』林成之(はやし・なりゆき)著(講談社現代新書)より◆◇◆

スポーツにビジネスに勉強に、勝てない脳を劇的に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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「心」を使えば記憶は強くなる

みなさんが子供の頃からおこなっている、何度も繰り返して覚える方法はもちろん有効です。

しかし、特別な訓練を必要としない方法もあります。
それは、イメージ記憶が出やすい条件をつくる覚え方です。
私がおすすめする方法は、次の七つです。

1. 人の話はできるだけ興味を持って、感動して聞くようにする。
2. 覚える内容にも興味を持ち、好きになるようにする。
3. 長時間の学習はできるだけ避け、時間を限定して集中して覚える。
4. 覚える内容を、自分の得意なものと関連づける。
5. 声に出して覚える。
6. 覚える内容について、自分で独自に考え、勉強する。
7. 覚えたものは、その日のうちに一度、目を閉じて声に出してみる

この七つの作業をおこなえば、いったん忘れたものもイメージ記憶として引き出しやすくなります。
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「イメージ記憶」とは何でしょうか?

「物事をありのまま記憶するのではなく、その物語についてのイメージを自分の中でつくりあげ、それを記憶すること」

・・・そうあります。

たとえば、「1192年 鎌倉幕府」というのは、単純記憶です。

そうではなくて・・・。

「なぜ、この時代に鎌倉幕府ができたのか、その背景は何か」

・・・そう理解しながら覚えれば、それはエピソード記憶となります。

算数・数学の公式でもそうですが・・・。
単純記憶で覚えたものは、忘れやすいですよね★

たとえば、円すいの体積の公式があります。
これを、「V=1/3r2乗h」とだけ覚えても・・・。
忘れやすいかもしれません★

そうではなくて・・・。

「円すいの体積は、円柱を1/3にした大きさだったな。つまり、『半径×半径×高さ×1/3』だな」

・・・エピソード記憶で覚えれば、記憶も残りやすいと思います☆

「ウェイトトレーニングを一例に取っても、目標とする体型をイメージするのとしないのでは、全く同じ種目のトレーニングをしても結果に圧倒的差が生じることは、実験データで明らかになっている」
 (範馬刃牙〔はんま・ばき〕 格闘家 『グラップラー刃牙』37巻より)

・・・次回へ続く。

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コメント
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