ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『高校入試』から学ぶ(2)

2013-01-22 | TVドラマから学ぶ

テレビドラマ『高校入試』、公式HPのキャッチコピーは・・・。
「だからね、高校入試なんて、ぶっつぶしてやる。」
そんな物騒なことが書いてあります。

『高校入試』の公式HPは、↓をクリック。
http://www.fujitv.co.jp/kokonyushi/index.html

キャストですが、長澤まさみ以外は・・・。
特に「今、注目!」という感じではありませんでしたね。
ストーリーで引っ張っていくドラマなのでしょう。

主なキャストは、以下の通りです。

● 春山杏子(28)〔長澤まさみ〕・・・英語担当
● 的場一郎(58)〔山本圭〕・・・校長
● 村井祐志(25)〔篠田光亮〕・・・常勤講師
● 小西俊也(33)〔徳山秀典〕・・・杏子の指導教員、英語担当
● 荻野正夫(55)〔斉木しげる〕・・・情報処理担当

旬な人気者を寄せ集めにしたわけではありません。
学校の先生役ということで・・・。
味のある中高年の役者さんが多かったですね。

なぜ「高校入試をぶっつぶす」のかというと・・・。
高校入試に恨みのある人物がもとになっていたからです。

驚いたのは、杏子先生が主犯のひとりだったなんて。
私は、まったく想定できませんでしたよ~★

さて、ある場面で、常勤講師の村井先生が話しています。
それは、本採用にならない悔しさから出た言葉です。
採用試験ディスカッションの評価が、納得できないと。

「自分のほうが、今の学校の問題点をよりわかっているのに」
そんなことを主張しています。

それに対して、的場校長の言った言葉が心に残りました。

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そういう問題をあげつらうだけの教師はいらないんだよ。

それより、夢物語じみていてもかまわないから、私はこうありたいと、前向きな考えを持った人に現場に来てもらいたいと、選ぶ側では思ってるんだ。
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どうしても、問題点というのは目につくものです。
特に、長く仕事をすればするほど、現実もわかってきます。
この子どもはこうなるはず、あの子どもはこうなるはずだと。

私もそうですが・・・。
現実的なことを言ってしまうことが多いかもしれません。
保護者の方にも、子どもにも。

それよりも、自分はこうありたいから一緒にやっていこうとか。
まだまだ可能性はあるので、もっとこうしていこうとか。

前向きな考え方、言動は大切ですよね。

夢の部分と、現実の部分。
バランスなのだと思いますが、どちらかに偏らないように。

もし、バランスを考えないと・・・。
相手を認めることが減り、説教じみてくるかもしれません★

そういう否定的な人間の話は聞きたくないし・・・。
そういう人間には、付いていきたくありませんよね。
もちろん、これは先生だろうが会社の上司だろうが同じです。

保護者の方や子どもの様子も見て・・・。
基本は、前向きに接していけたらなあと思いました。
なにせ、「勉強のやる気」をつくる仕事ですからね。

このドラマを見ると、改めて思いました。
高校入試というのは、相当パワーがあるのかもしれません。

それは、中3生の人生や運命を狂わすくらいに。
さらに、かかわった先生の人生や運命までも・・・。

より一層、気を引きしめて仕事にあたります☆

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 公式ホームページはこちらです!  完全指導アビット 新白岡校公式サイト
コメント
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