写真は、さいアリ(さいたまスーパーアリーナ)前のイベントパネルです。
121231、大晦日、さいアリの格闘技イベントに参戦しました。
2012年は「DREAM.18 & GLORY.4 ~大晦日SPECIAL 2012」。
第2部のGLORY、19試合が始まります。
GLORYの公式HP(日本語版)は、↓をクリック。
http://www.gloryworldseries.co.jp/about.php
今までと同じように、19試合を進行すれば・・・。
午前0時を超えることは確実です。
「今まで」とは・・・。
● 毎試合前の、「煽りVTR」(選手紹介VTR)
● 毎試合の、それぞれひとりずつの選手入場
試合時間そのものに加え、ここに時間を使います。
でも、これは「なくてはならないもの」の感覚でした。
さて、海外格闘技イベントGLORYは・・・。
どのように進行していくのか?
結論からいうと、今までの進行とは違うものになっていました。
進行時間短縮策(?)として、まず驚いたのは・・・。
選手入場テーマ曲を使っての、ひとり一人の入場はありません★
共通の「入場時の音楽」を使って、2人同時に入場してきます。
さらに、その試合の「煽りVTR」はありません★
さいアリの大きなビジョンに、選手のデータが数秒映るだけ。
選手の声も、試合のテーマも映されません。
さらに、進行が速まることがひとつ。
トーナメントの試合は、ほとんどが2分2ラウンド制でした。
普段だと、3分3ラウンドなどが多かったはずです。
トーナメントは、決勝まで1日4試合しなければなりません。
選手のダメージや体調を考慮したものだと思います。
もちろん、進行の時間短縮にも大いに役立っています。
そして、2分2ラウンド制の利点が、もうひとつ。
少ない時間で判定勝ち・負けが決まってしまいますからね。
選手は、初めから全力で勝ちに行くことになります。
これだと、じっくり相手の様子を見てラウンドが終了・・・。
そんな、動きのない展開はありません。
初めから動きのある、積極的な試合になりますね。
選手の闘い方、個性によって・・・。
有利・不利のあるルールだと思いますが。
序盤は、じっくり相手の様子を見る選手もいますから。
このルールで張り切りすぎた(?)ピーター・アーツは・・・。
1Rで、自分の拳を骨折。
若くて、体力があり、勢いのある選手に有利でしょうか。
印象に残った1人目は、グーカン・サキ。
1回戦では、対戦相手の羅王丸を1R KO。
目にも止まらぬ連打で、モノが違うと思わせました。
印象に残った2人目は、ダニエル・ギダ。
準決勝戦でムラッド・ボウジディを、左ミドルキックでKO。
ボウジディの脇腹に、足が食い込むほどの威力でした。
そして優勝したのは、212cmの巨神兵、セミー・シュルト。
もちろん、ダメージも疲れもあったでしょうが・・・。
まったくそれを感じさせず、4試合勝ち抜きました。
デカくて強いです。↓セミー・シュルト。
http://www.dreamofficial.com/free/fighters/detail.php?id=1229397758
K-1時代から続く、シュルトの「反則級の強さ」は健在でしたね。
↑写真は、さいアリです。
・・・次回、DREAMとGLORYの違いを考察します。
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