ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小5算数 円すい、最短距離のひも

2012-01-19 | 本日の授業

Cimg3781

写真は、111105、小5算数の授業です。

埼玉県は30日以上、乾燥が続いていますね。
120121あたり、やっと雨が降るようで、よかったです。
乾燥のためか(?)、私はビックリするほど声が出なくなりましたが★

問題「円すいの側面にひもをまきつけます。ひもの長さが最も短くなるとき、側面でひもより下の部分の面積は何平方cmですか」

この問題、側面積、つまりおうぎ形の展開図をかいて・・・。
そこに、さらに最短距離のひもをかき込みます。

でもこれって、中3の最後に勉強する「三平方の定理」みたい★
中3では、最短距離のひもの長さを求めますね。

その中3の問題と、図にすればまったく同じですよ。
なかなか難しいと思います。

展開図がかけて、おうぎ形の面積を求められるのは当たり前で・・・。
最短距離のひもをかき込むところが、想像力を使うと思います。
ちなみに、中3でも、この図をかくのは難しいです★

では、順に問題を解いていきましょう。
小学生用のやり方で、おうぎ形の中心角を求めていますよ。
うまく式を作ると、筆算がまったく必要ありません♪

(1)おうぎ形の中心角を出す

側面積(おうぎ形)の、あると思って円周
→ 20×2×3.14=40×3.14(←これで止めておく)

底面の円の円周
→ 5×2×3.14=10×3.14(←これで止めておく)

ピザは何枚にわかれているか?
→ (40×3.14)÷(10×3.14)
 =40÷10
 =4

おうぎ形の中心角
→ 360°÷4=90°

(2)おうぎ形の図に、最短距離のひもをかき込む

ここの部分が一番難しいような気がします。
これがかけないと、次へ行けませんが★
教室の子どもは、この図がかけていて、お見事でした☆

(3)側面で、ひもより下の部分の面積を出す

おうぎ形の面積
→ 20×20×3.14÷4
 =400÷4×3.14
 =100×3.14
 =314

三角形の面積
→ 20×20÷2
 =400÷2
 =200

ラスト、「おうぎ形-三角形」をする
→ 314-200=114

答えは「114平方cm」でした。

Cimg3782

↑図はかけましたか?

そもそも、公立小学校の小5算数では・・・。

おうぎ形の面積
円すいの展開図

・・・この2つを勉強していないと思います★

でも・・・。

公立小学校の算数では、余力がある(心配だ)
もう少し深い勉強をしておいて、中学校の数学を得意教科にしたい
軽い中学受験につなげたい

そんなことを思ったら、このレベルでピッタリだと思いますよ☆

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コメント
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