写真は、マックの「ジャーマンソーセージ」です。
写真を見てください。
チキンが、バンズからはみ出していますよ☆
なんだか、スゴイボリュームのあるチキンに見えませんか?
私は、ある心理的な「売るテクニック」を思い出しました。
書籍、『広告宣伝心理術』酒井とし夫〔さかい・としお〕著(日本能率協会)に出ているネタです。
私の言葉で言い換えて、カンタンに紹介しますよ。
今、スーパーの魚売場を想像してみてください。
あなたは、秋刀魚(サンマ)を買おうと思いました。
約20cmのサンマが、トレイに乗って、ビニールがかかっています。
トレイは、約20cm。
サンマは、トレイにすっぽりおさまっています。
「ああ、美味しそうなサンマだな」
さて、別の日にスーパーの魚売場へ行きました。
前回のサンマについては、忘れてくださいね。
あなたは、サンマを買おうと思いました。
約20cmのサンマが、トレイに乗って、ビニールがかかっています。
ただ、トレイは約15cmしかありません。
サンマの頭と尻尾が、トレイからはみ出ていますね。
「おお~、デカイなあ~。お買い得品かもしれない!」
値段が同じだとしたら、どちらのサンマに目を引かれますか?
別の日に見たら、おそらく、はみ出しているサンマのほうですよね。
「お買い得感」があると思います。
サンマは、同じ値段で同じ大きさです。
でも、トレイの大きさが違うだけで・・・。
お客さんへの印象が違ってくるのです。
私も、この日の「ジャーマンソーセージ」を見て思いましたから。
「おお~、チキンがデカイなあ。トクした気分♪」
実際には、丸さがない分、長いだけ・・・かもしれませんけど★
でも、こんな「見た目」も大切なんですよね。
同じものでも、工夫次第で印象が違ってくることがあると思います。
それは、どんな仕事でも、勉強でも、なんでも当てはまりますよね。
私の仕事でも、まだまだもうひと工夫するところがありそうです☆