ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』レポ(4)

2008-08-14 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』佐々木正悟(ソーテック社)より◆◇◆

やる気が出ない理由は、きわめて合理的なものです!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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不安をどうやって払拭するか?

不安な人は、能力が足りないのでも「やる気」がないのでもありません。
ただ「失敗したくない」のです。

不安に陥っている人は、成功を収めたり、不安を払拭できた人たちがみな、人に言えないような失敗を二十本の指では足りないほど経てきているということを知りません。

つまり、「やる気を活用する」ということは、ギャンブルに他ならないことを認めたくないのです。
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「『やる気』を行動に活用するのは、ギャンブルである」
ハッキリとそういうことなのです。

だから、行動すると、うまくいくことがあります。
行動しても、うまくいかないこともあります。
当たり前です★

そこを経験とか、努力とか、意志の強さによって・・・。
うまくいく確率を上げたいところですよね。

勉強に困っている子どもは、失敗するのを恐れます。
でも、もし塾で失敗しても・・・。
成績がつくわけでも、自分の学校の評価が落ちるわけではないのです。

たとえば中学生について、北辰テスト前のアビットの指導を考えましょう。

受験する子どももしない子どもも、北辰テストの過去問を解いています。
ここでは、わからない問題も出てくることでしょう。
それでも私は、「とにかく何か書いてね!」と声をかけています。

「どうせわかんないから、当たりっこない」
「書いて間違えたら恥ずかしい」

・・・そのような考えは無用です。

目の前のことに一生懸命、精一杯チャレンジすることが必要なことなのです。
また、「何か書こう」という前向きな考え方は・・・。
答えを導き出す助けになりやすいですよ♪

できる子どもは、はじめからできるわけではありません。
できない問題をできるようにしてきたから、今はできるのです。
それがわかっている、習慣になっていると強いですよね♪

一般的なできない子どもは、それがイマイチわかっていないのです。
そして行動しない、つまり勉強しない・・・★
「負のサイクル」に、はまらないようにしてくださいね。

日々勉強して、できないことを発見しておく。
そして、それをできるようにしておく。
勉強は、その繰り返しを日々できるかどうかだと思いますよ☆

・・・次回ラスト。

コメント
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