ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「新 勉強の常識」レポ(1)

2007-02-07 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◇◆『新 勉強の常識』ストロング宮迫・タイガー山中(PHP研究所)より◆◇◇◆

子どもには絶対に読ませないでください!

はじめは、注目するべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

----------------------------------------------------------------------
質問①:自分から勉強する子っているの?

成績のイイ子だって、口出しする親のことを「ウザイ!」って思っているのです。
成績のイイ子は、口出しをウザイと思いながらも、親のかかわりに応じています。
腹が立っても、親の言うことを聞く。

どうしてだか、分かります? 

それは、その気にさせられているんです。
そして、結果として成績が上がっている。
だから、親の口出しを拒否できなくなる。

結果が出ているから、親の口出しを認めていくようになるんです。

皆さんが「成績のイイ子の親」から学ばなければいけないのは、親は大いに口出ししろ。
でも、ただ口出しするんじゃない。
子どもをその気にさせて、ちゃんと結果を出すこと。

口は出しても、成績がなければ、親の言うことなんて聞くわけない。

新常識①:親が口出ししてでも「勉強する子」にする。
----------------------------------------------------------------------

保護者の方が口出しして成績が上がれば、それに越したことはないと思います。
でも、これは結構難しいのではないでしょうか。

時間をそれだけお子さんに取れるか。
難しい問題が出たときに、教えることができるか。
教えているときに、感情的になってはいないか。

外での仕事、ご家庭の仕事をしながら、お子さんの勉強をみる・・・。
これは、想像以上に難しいことのように思います。

勉強については、アビットにお任せください。
ただし、ご家庭での協力はお願いします。
おそらく、勉強を教えてやってください、ということはありません。

よいところがあれば褒める。
そして、お子さんが勉強しやすい環境を作ってやる。
そのようなことが重要だと思います。

----------------------------------------------------------------------
質問②:やる気なし、成績悪しで困っています!

子どもは、もともと勉強に対して、やる気なんかないのですから。
1つお聞きしますが、子どもに少しでもやる気があれば、成績は上がりますか? 

確かにやる気がどんどん湧き出てくれば、成績は上がるかもしれない。
けど、現実には無理なのです。
そういう考えでは、やる気なんて出ませんよ! 

ではどんなときに「やる気」って沸いてきます? 

例えば、仕事で「やる気」が湧き出るときってどんなときですか? 
ちょっと、仕事がうまくいったとき! 
経験ありますよね。

つまり「ちょっと、うまくいった」状況を作り出すことができれば、子どもの「やる気」を湧き出させることができるということなのです。
「やる気がないから、成績が悪い」という考え方は、180度改めなければいけません。

新常識②:成績が悪いから、やる気がないのです!
----------------------------------------------------------------------

今までに読んだ、どの本にも「やる気があるから、勉強、仕事がうまくいく!」なんてことは書いてありませんな~。
やる気が出るのは、うまくいったとき、ほめられたとき、評価が上がったとき。
そして、それらの状況を作り出すのは、本人の「行動」「実践」「努力」です。

勉強でも、仕事でも・・・。
自分が何もしないのに、うまくいったり、ほめられたり、評価が上がったりということは、まずないのではと思います。
まず、「行動」「実践」「努力」が先ですよね(←自分に言い聞かせている・・・)。

さらに言うと、それを引き出すのは、塾のSTAFF、保護者の方の力も大きいです。
お子さん、保護者の方、塾。
しっかりトライアングルを組んで、お子さんを盛り上げていきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする