ちなみに、テルの母親の言葉がまた胸に染みます。
テルの母親がテルに言っている言葉は・・・。
「できることが多いのがよくて、少ないのが悪いってワケじゃないの。自分ができることを一生懸命にやればいいの」
学生さんは、これを勉強に絡めて都合よく解釈してはいけませんよ~。
例えば「ああ、僕は数学が嫌いだから、もうやらなくていいんだ。できる科目を一生懸命にやればいいんだ」とかね。
学生さんの「自分のできること」は、すべての勉強です。
若いうちから、小さいワクにはまり込んで、可能性を狭くすることはありませんよ。
もしくは、ただ単に努力することがキライなのですか?
あなたが社長だとして、努力することがキライな人間を、自分の会社に採用したいですか?
あるいは、キライだから逃げているのですか?
好き・嫌いだけで行動を決めると、将来できることが狭くなるかもしれませんよ。
逃げていると、自分の向上がなくなりますよ。
第一、小中高校で行う勉強は、「自分のできること」の範囲なのです。
それは「一生懸命にやればいい」のだと思います。
若いうちは、いろいろ身につけておいた方が、オトクです。
可能性は広がるし、得意なものが見つかるかもしれないし、人間の幅が広がりますからね。
嫌いなので自分から遠ざけるのは、もう少し大人になってからでもいいかもしれません。
最後に、園長の言葉。
「一生懸命なだけじゃダメ。結果を出さないと・・・」
これも真実なんですね~。
仕事というものは、結果が出ないと消滅してしまうからです。
ただし、大切なことをひとつ。
「失敗があるわけではない。そのような結果が出ただけ」
さらに、大切なことをひとつ。
「結果が大切なのではない。その結果を出すために行った努力こそが大切だ」
これも真実。
学生さんは、結果と共に、その過程(努力)の部分を大切にしましょう。
そこを大切にすると、しっかり結果がついてくるはずですよ。
これでラストだと思ったのですが・・・。
次回からタイトルを変え、もう少し「僕の歩く道」のネタを続けます。