2010年の経営戦略は“働くモチベーションの再生”がカギ
~上場企業20~30代正社員に調査、やりがいは「報酬」「自分らしさ」「キャリアアップ」~
2005年12月5日 株式会社野村総合研究所
>75%が現在の仕事に無気力感、約半数が潜在的な転職志願
上記の結果から、上場企業の20~30代の正社員は『お金』は第一義でなく、仕事を通して『社会』と繋がりたいと考えているのが窺い知れる。
>やりがいの源泉は報酬、自分らしさ、キャリアアップ
前段の意識転換に注目すれば、『自分』を原点とした『報酬』や『スキル』に未だに拘っているのは少数派であり、お金以外の報酬の内容にもっと着目し、分析するべきなのでしょう。
>モチベーション再生力が競争軸に
>(1) 仕事の動機につながるミッションの樹立
企業が利益極大化、株主価値至上主義に大きく振れた今こそ、社員全員の求心力となり組織文化を培養するユニークなミッションを樹立するべきです。なお、今回の調査では、現在勤めている会社の経営理念やミッションを、「知っているが自分にはピンとこない」人が57.1%、「知らない、忘れた」「そもそも関心がない」人が計14.3%でした。
企業が私権獲得を原点に置いている限り、経営理念やミッションに答えを求めてもでないのは当たり前です。みんなが知りたいのは『ユニークな(←思いっきりゴマカシの言葉ですが)』の中身であり、これが私権から変わらなければ変わりようがありません。
>(2) 挑戦機会の増設
若手社員が自分を試せる機会を豊かに準備することが大切です。そのためには、異なるワークスタイルやキャリア・オプションを許容し、必要であれば労務政策を大胆に見直したり、多元化したりすることも視野に入れるべきでしょう。
企業が『答え』を見出せていないのに機会を豊かに準備する事ができるのでしょうか?
また、やりたいことが見つからない若者に『答え』を見つけることができるのでしょうか?
それには『答え(に近い新しい認識)』を提示し、それをみんなが認める事ができるものでなければなりません。
>(3) 周囲のモチベーションを生み出す人材の抜擢
周囲の人材のモチベーションを生み出す人間(モチベーションジェネレータ)を組織の中心に引っ張りだすべきです。業績のみならず、“組織モチベーションの発電力、再生力”という角度から、次世代リーダーを選抜する必要があります。
これを実現するには、企業内の指揮系統(序列体制)を取っ払わなくては無理です。
企業を序列体制から共同体体制へ体制転換することが必要なのだと考えます。
(山ちゃん)

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~上場企業20~30代正社員に調査、やりがいは「報酬」「自分らしさ」「キャリアアップ」~
2005年12月5日 株式会社野村総合研究所
>75%が現在の仕事に無気力感、約半数が潜在的な転職志願
上記の結果から、上場企業の20~30代の正社員は『お金』は第一義でなく、仕事を通して『社会』と繋がりたいと考えているのが窺い知れる。
>やりがいの源泉は報酬、自分らしさ、キャリアアップ
前段の意識転換に注目すれば、『自分』を原点とした『報酬』や『スキル』に未だに拘っているのは少数派であり、お金以外の報酬の内容にもっと着目し、分析するべきなのでしょう。
>モチベーション再生力が競争軸に
>(1) 仕事の動機につながるミッションの樹立
企業が利益極大化、株主価値至上主義に大きく振れた今こそ、社員全員の求心力となり組織文化を培養するユニークなミッションを樹立するべきです。なお、今回の調査では、現在勤めている会社の経営理念やミッションを、「知っているが自分にはピンとこない」人が57.1%、「知らない、忘れた」「そもそも関心がない」人が計14.3%でした。
企業が私権獲得を原点に置いている限り、経営理念やミッションに答えを求めてもでないのは当たり前です。みんなが知りたいのは『ユニークな(←思いっきりゴマカシの言葉ですが)』の中身であり、これが私権から変わらなければ変わりようがありません。
>(2) 挑戦機会の増設
若手社員が自分を試せる機会を豊かに準備することが大切です。そのためには、異なるワークスタイルやキャリア・オプションを許容し、必要であれば労務政策を大胆に見直したり、多元化したりすることも視野に入れるべきでしょう。
企業が『答え』を見出せていないのに機会を豊かに準備する事ができるのでしょうか?
また、やりたいことが見つからない若者に『答え』を見つけることができるのでしょうか?
それには『答え(に近い新しい認識)』を提示し、それをみんなが認める事ができるものでなければなりません。
>(3) 周囲のモチベーションを生み出す人材の抜擢
周囲の人材のモチベーションを生み出す人間(モチベーションジェネレータ)を組織の中心に引っ張りだすべきです。業績のみならず、“組織モチベーションの発電力、再生力”という角度から、次世代リーダーを選抜する必要があります。
これを実現するには、企業内の指揮系統(序列体制)を取っ払わなくては無理です。
企業を序列体制から共同体体制へ体制転換することが必要なのだと考えます。
(山ちゃん)


