五箇山のもり

五箇山の豊かな自然・文化を桂湖ビジターセンターより紹介

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

在りし日の桂にふれる会

2013年10月20日 | 日記
寺崎先生をお招きして、
「在りし日の桂にふれる会」を開催しました。
当初20名の定員でしたが、たくさんのお問い合わせをいただき、
定員を増やし50名での開催となりました。
それでもなくなくお断りさせていただいた方もおり、
本当に申し訳ございませんでした。

心配していた天気の方も何とか持ちこたえ、
集落跡の散策、外でのご膳での郷土料理の昼食なども予定どおり行うことができました。

まずはビジターセンターで
「村の記録~桂分校閉校式」のDVDの上映。



西赤尾小学校桂分校の最後の先生、寺崎先生のおはなし。



そして寺崎先生が
曽我さんの写真集「越中アーカイブス」の中の越中桂の写真を
桂湖ビジターセンターに寄贈してくださいました。



和紙に映し出される写真は普通の写真とは違い、
桂集落や背景の山々が見ている自分に飛び込んでくるような本当に美しい写真です。
寺崎先生が自分が持っているよりもビジターセンターに飾ることで、
ここ桂を訪れた人たちが自由に目にして、懐かしんでもらえればとの思いからです。
本当にありがとうございます。

寺崎先生の桂の話は尽きることがありませんが、
次は場所を変えて、桂集落跡の散策です。



まずは上から眺めて、





寺崎先生と茅葺き職人の亀清さん。



そして湖底のそばまで歩きます。



土管。



昔の写真や桂集落の6世帯の合掌づくりの配置図と見比べながら、
そして桂に詳しい人たちのお話を聞きながら巡ります。



五右衛門風呂。







無線のアンテナ。



蓮如水が湧き出ています。



そして桂の大自然のもと、集落跡を眺めながら、
五箇山の伝統料理、赤御膳を囲んでのホンコサマ料理をいただきました。
ホンコサマは各集落・各家庭で少しずつ内容が異なります。
桂集落のホンコサマは一体どんなだったんだろう?
とお話をうかがったところ、
オヒラ(煮しめ)の五箇山豆腐が焼き豆腐だったというお話もあったので、
今回はその特徴を取り入れたホンコサマにしてみました。
空の下でいただく、
地元のお母さんたち手作りのお料理。
なかなか味わえない空間とお料理は贅沢そのものです。







この地で暮らした人やつながりのある人たちと、
一緒に歩くといろいろなものが見えてきました。
40年以上前この地に確かに人々の暮らしがあったこと。
そしてこの厳しくもあり豊かな自然と向き合い、寄り添い、
助け合って生きてきた人々のこと。

今回のこの企画は湖底を歩いてみようよという小さなところから始まったものです。
しかしこの桂にはたくさんの人たちのさまざまな想いが眠っています。
偶然にも今回桂湖の水が減水され、桂集落の痕跡が現れました。
でもその裏には私たちの計り知れない、
目では見えない人々の想いがあるということもわかりました。
今回このツアーで伝えきれていないこともたくさんありますが、
参加してくださったみなさまは桂にゆかりのある人など、
桂のことを懐かしく思い参加したくださった方々です。
この会を通してそんなみなさんとのつながりが持てたことに感謝します。

そしてこの会が終ったあとにも、
桂の人たちがわざわざ訪れてくださったりと、
この「在りし日の桂にふれる会」がきっかけになって生まれた縁が
ビジターセンターにとっては本当にうれしいことです。

この自然豊かな桂で、村の人々は天の恵みに感謝しながら、
集落全体が一つの家族のようになって、心を寄せ合い、支え合って共に暮らしてきました。
その美しい風景がこれから先も伝わっていくように。
今も変わらない山々を眺めながら、桂を懐かしく思えるように。
これからもこの桂は生き続けます。
みなさまに感謝。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 大笠山避難小屋完成登山 | トップ | 桂湖オープン! »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事