和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

浦佐 西福寺本堂の石川雲蝶の作品 Ⅲ

2023-02-04 11:49:40 | 日記

書院障子 雪国の山間地方では見ることが出来ない海辺の美しい富士の景色を再現

冬は葦に雁  秋は菊にカケス

夏牡丹に文鳥

春 ウグイスとシジュウカラ

孔雀遊戯の図



山門の赤門 参拝者が最初に通る門

山門の白門  後ろに見える三角の屋根は開山堂を雪から守るための屋根がついている

開山堂は茅葺の屋根 明治7年から1年数か月の間小学校の教室にもなり狭いお堂の中で多くの子供たちが学んでいた

越後三山  右から八海山、中ノ岳、越後駒ケ岳

曹洞宗の名刹西福寺は約500年の歴史を持ち、江戸時代その功績から天皇家より菊桐紋を許されています。
石川雲蝶の作品は木彫りだけにはとどまらずに石彫、絵画までに及んでいます。
赤門の 右側は村を火災から守る「火除地蔵(ひよけじぞう)も雲蝶の作品です。
赤門の左側には戒めを説く「禁葷酒の戒壇石(きんぐんしゅのかいだんせき)」。「葷」とは、ニンニクやニラなどのことで
「葷や酒を食したあとに山門を入ることを禁ずる」という意味だそうです。
短い滞在でしたが学ぶことおおくただただ感謝合掌。
帰りのタクシーからは越後三山が輝いて見えたので少し停まってもらい外に出て眺めさせてもらいました。
八海山 (1778m)・越後駒ヶ岳(2003m、魚沼駒ヶ岳とも呼ぶ)・中ノ岳 (2085m) の三山全域を越後三山というそうです。

神さぶの越後三山雪晴れて