天遊の食事

昨年に続き、天遊に宿泊した小生だが、決め手となったポイントはお風呂だけでなく、料理がまた素晴らしかったことがある。


　というのは、こちらの食事は海鮮もので終始しており、母が食べられるものが多いからだ。母は極端な偏食で、肉が一切ダメ、川魚もダメ。海の魚もサケなどはダメという・・・
　ついでに言うと、牛乳を含む乳製品もダメで、もちろん野菜もかなり限られるという、よく生きていられるというくらいだ(汗)

　まあ、それはいいのだが、まずは夕食だが先付がたくさん出る中で、いきなり左写真のこれが目を奪う。かなり大きなアワビの踊り焼きだ。
　当然、まだ生きている。考えてみれば残酷なんだが、申し訳ないほど柔らかく美味しい。もうこれで満足というくらいだ。



　そして、三連写真中央のタラバ蟹が出る。これが写真ではわかりにくいが、幅40cmくらいの皿で、とても食べきれないよ・・・ってくらいだ。
　トップ写真の伊勢海老の刺身と、マグロやアワビの刺身も抜群。これが各人に出るのが贅沢である。


　ここから写真にはないが、焼き物としてブリの照り焼きや揚げ物としてフグのから揚げが出る。もはやお腹がいっぱいだよ・・・って。
　そこから、三連右のお鍋だ。伊勢海老が一人半身出るが、もはや苦行というレベルになってくる。こりゃあ体重2～3kgくらい増えるぞ(苦笑)

　ご飯は、このなべで雑炊とし、フルーツとお菓子でおしまい・・・うーん、お風呂で消化しにいかなくちゃ(苦笑)
　右写真は、翌朝の料理。お正月ということで、おせち料理が出るし、半端なく大きなお椀は、伊勢海老の出汁のきいた味噌仕立てのお雑煮。

　この二食で唯一の肉がおせち料理に入っていた。鴨だあ・・・
　偏食がきついだけでなく、極端に小食な母は夕食も伊勢海老の刺身は拒否、アワビの踊り焼きも固い(食わず嫌い)ので、拒否。よって、夕食もかなり小生余計にいただいたし、朝食も鴨をはじめ・・・当然、体重はすごいことになってしまった(爆)

　この内容で、お正月に宿泊でありながら、料金もそれほどでもなく・・・天遊はその観点でも抜群の宿である。