医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

複数少女を買春か 千葉南署員免職、証拠隠滅も

2018-05-12 21:40:43 | 法曹界
 千葉県警は11日、女子中学生に現金を渡してみだらな行為をしたとして児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で起訴された千葉南署地域課の巡査長、赤塚信之被告(30)=千葉市緑区おゆみ野中央8=が、ほかにも中学生を含む18歳未満の少女3人とみだらな行為をしていたことを明らかにした。また、交通事故の証拠品を捨てていたことも発覚。赤塚被告を同日付で懲戒免職処分にした。

 県警監察官室によると、赤塚被告は昨年9月と今年1月、出会い系サイトで知り合った女子中学生計3人(起訴済み事案1人を含む)にそれぞれ現金を渡し、県内のホテルでみだらな行為をした。1月2日には少女が高校生と知りながら同様の行為に及び、自宅からは児童ポルノに当たるDVD4枚を押収した。

 また、同月24日に千葉市緑区で発生した交通当て逃げ事件で、車両の手掛かりとなるプラスチック片が現場に残されていたにもかかわらず、適正な押収手続きを取らずに同署内の廃棄物置き場に捨てて隠滅し、証拠品がないなどと虚偽の報告書を作成した。現場は赤塚被告が1人で対応しており、現場写真を見た署員が不審に思い発覚した。

 赤塚被告は「性的欲求を満たすためだった」「証拠化しても被疑者につながるはずがなく、煩わしい手続きを回避したかった」と動機を供述。「申し訳ございませんでした」と反省しているという。

 山本能之首席監察官は「警察官として言語道断の行為。心からおわび申し上げる。職員の指導を再徹底する」とコメントした。

 県警は4月27日付で、児童買春・ポルノ禁止法違反や県青少年健全育成条例違反、証拠隠滅、虚偽有印公文書作成・行使の容疑で赤塚被告を追送検した。

 県警の懲戒免職処分は今年に入り、強制わいせつなどの罪に問われ公判中の元機動隊員(24)に次いで2人目。

2018年5月12日 05:00 千葉日報
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