ナマズの養殖池の中で魚を手づかみするロー
ミャンマ青年のローが来て特に喜んでいるのは、義父でないだろうかと思う。
義父の仕事の手伝いは彼女の兄弟は殆ど手伝わない、それぞれ自分の仕事があるからで、
義兄はマンゴのー果樹園を100ライ位経営しており、それを夫婦2人で仕事をしており、手伝う余裕なんかないし
義弟はこの度新しいトラックターを買い、年間10万バーツの支払いが有る上に車のローンが残っており、
銭にならない義父の仕事は手伝いを嫌っているが、義弟の小学生の息子が時たま手伝っていたのである。
そこにローがやって来た、昔この町で働いていて、娘の恋人の様な存在で、仕事が終わると家にやって来て
夜9時近くまで家に居て、夕御飯などを食べて帰っていったのだが、義父の家の手伝いもしていて顔見知りであったが、
雇い主が約束の賃金を払わないので仕事を辞めて、ミャンマーに帰って行った。
ローは彼女の養殖場の規模拡大で娘が連絡を取り、雇い人として正式なビザを取ってやり彼女が雇ったのだが、
義父はロ―を仕事の手伝いや、他の事にも一緒に連れて歩いているし、ローは義父が娘の婿入りに賛成して
力になってくれると思っているし、お互いに持ちつ持たれつの関係である。
彼女は義父の言う事は自分の仕事が有っても、ロ―を義父に貸しているし、
これが事業を度外視した親子のタイの関係だろうと思うのである。
私が不思議に思った事はローが彼女をメ―(お母さん)と呼ぶ事である、正式には主人と雇い人の関係である、
娘の恋人の関係と言え友達の様な間柄であるし、婚約をしている訳でもでも無いのでおかしいと思ったので、
彼女に聞いて見たのであるが、友達でもタイでは相手の親をメ―と呼ぶのだと言う事である。
大学まで出した娘をタイ人でも無い男が、婿養子に入れば逆玉と言う事になる訳である。
宜しくお願い致します。にほんブログ村