Boo-HeeのHoppingブログ

 世俗を超えて、社会的評価も超えて、傍から見るとだらだらと生きているようにしか見えない者のブログ

≪憲法 住民投票≫子供をだしにゲイ同士の結婚を否定したカリフォルニア州の奇策

2010-02-06 15:49:57 | 報道


「日本においては国会などで同性結婚に関する討論が行われることはなく、また選挙で公約に載ることもまれで、これから議論が行われていくのか、かなり疑問である」

 日本は社会契約説ではなく自然生成説の国だから、契約としての結婚はなく、そのためのその制度そのものが討論されることはないだろう。

 

 全米の州で2番目に同性婚が合法化されたものの、08年11月にこれを覆す「提案8号」が住民投票で可決されたカリフォルニア州。この提案8号が憲法違反か否かをめぐり、同性婚支持者らが州を相手取り提訴した裁判の審理が11日、サンフランシスコで始まった。ところが1日目の審理で最大の焦点となったのは同性婚そのものではなく、同性婚が子供に対して与える影響や育児についてだった。


カリフォルニア州側の弁護士チャールズ・クーパー

 子づくりを促進するはずの結婚が、同性婚によって個人的な満足を得るための私的な関係へと逸脱してしまう恐れがある。

原告側

 同性婚禁止のキャンペーンに子供を持ち出すことは問題であり同性愛者への差別を助長する。

原告のポール・カタミ

 子供たちを守るために投票をと呼び掛けた提案8号の宣伝を見たとき衝撃だった。子供たちを『守る』と聞いて私が想像する敵は、犯罪者や小児性愛者だ。私はその種の人間とは程遠い。子供を大きな焦点としているのは同性婚の本質的な問題から議論をそらすためだ。

 

 

 同性結婚(same-sex marriage)は、男と男、女と女が結婚することをいう。つまり性別のカテゴリーが同じ者同士[1]が男女の夫婦のように性的な親密さを基礎として継続して社会的にも経済的にもパートナーシップを築き、それを維持することを指す。そして、その関係には、男女の夫婦と同じく、ある種の社会的な承認が付与され、法的な保障や保護が行われる。そうした慣習や法制度のことでもある。

 同性間結婚、同性婚とも言う。この制の利用者は同性愛者なのが一般的なのでゲイの結婚、同性愛者の結婚と呼ばれることもある。また英語では「homosexual marriage(同性愛結婚)」「same-gender marriage(同性別結婚)」「gender-neutral marriage(性別に中立な結婚)」「equal marriage(平等結婚)」と表記されることもある。

 現在の日本では、同性結婚は認められていない。しかし世界には、認めている国や地域はいくつかあり、認めるかどうか、さかんに議論されている国もある。

 日本では、現状同性結婚は認められていない。日本国憲法第24条1項は「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」と規定している。この規定が同性結婚を否定しており、同性結婚を認めるためには憲法改正が必要だという説と、この規定は、あくまで一般の婚姻について述べたものにすぎず、ことさら同性結婚を否定したものではないという説が対立する。同性結婚の合憲性に関する最高裁の判断はない。なお、家裁レベルでは戸籍法113条に基づく戸籍訂正を認める前提として、同性結婚は民法742条の「婚姻をする意思がないとき」に該当し無効であるという判例がある(佐賀家裁審判1999年1月7日家庭裁判月報51巻6号71頁)。

 どちらにせよ、同性結婚を法律上認めるためには、民法などの改正が必要であるが、それが不可能であるなら、パートナーシップ法など夫婦に準じる権利を同性カップルにも認める法律を制定し、夫婦としてでなく家族として籍の登録を認めることが代替策として考えられる。

 実際に、最近では同性カップルの共有財産権などを、男女の内縁関係に類似した関係とみなし、ある程度は法律が保護するような判断を下した判決もあり、日本でも、同性カップルの権利が法的に全く無視されているとも言い切れないところもある。

 また、1965年ごろまでは、日本の同性愛者は、伝統的なイエ(家)制度にならい、イエ(家)を継承する跡継ぎを設けるために、あるいは世間体を繕うために、同性愛者であっても異性と結婚することが多かった。地方によってはまだ女性の地位が低い時代であり、夫が自分に関心がない事実を知っていても、妻が忍耐するのが常識であった。

 さらに、「同性結婚の前史」の節でも触れたように、封建時代には、日本では同性愛の関係が、年長者と年少者の擬似的な親子関係とみなされ得る側面もあったため、ごく最近まで同性愛者間のパートナーシップは、戸籍上養子縁組の形で登録されてきたという事情もある。

 そのため、日本の場合、既に認められている権利と認められていない権利の基準があいまいで、司法関係者や行政の窓口の担当者によって判断が違う。同性愛者のカップル自身が、どこまで法的な保護をあてにできるのか、はっきりと分からないところが最大の問題であると指摘する声もある。例えば、養子縁組の形で戸籍上に関係を登録した同性カップルであっても、遺産相続権をめぐって同性愛の関係であることを理由に、片方の親族から養子縁組関係の無効を要求する訴訟を起こされるようなケースである。

 しかし、最近では、近代的な結婚制度に慣れた同性愛者の間で、親子擬制の養子縁組ではなく、男女の結婚のようなきちんとした婚姻関係を結びたいという声も高まってきている。しかしながら、日本においては国会などで同性結婚に関する討論が行われることはなく、また選挙で公約に載ることもまれで、これから議論が行われていくのか、かなり疑問である。

 



同性婚は子育て抜きの自己チュウ婚?

ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 2010年01月21日(木)[2010年1月27日号掲載]


 全米の州で2番目に同性婚が合法化されたものの、08年11月にこれを覆す「提案8号」が住民投票で可決されたカリフォルニア州。この提案8号が憲法違反か否かをめぐり、同性婚支持者らが州を相手取り提訴した裁判の審理が11日、サンフランシスコで始まった。

 ところが1日目の審理で最大の焦点となったのは同性婚そのものではなく、同性婚が子供に対して与える影響や育児についてだった。子づくりを促進するはずの結婚が、同性婚によって「個人的な満足を得るための私的な関係」へと「逸脱」してしまう恐れがあると、州側の弁護士チャールズ・クーパーは主張した。

 これに対して原告側は、同性婚禁止のキャンペーンに子供を持ち出すことを問題視し、同性愛者への差別を助長すると主張。証言台に立った原告のポール・カタミは、「子供たちを守るために投票を」と呼び掛けた提案8号の宣伝を見たときの衝撃を涙ながらに語った。「子供たちを『守る』と聞いて私が想像する敵は、犯罪者や小児性愛者だ。私はその種(の人間)とは程遠い」

 子供が大きな焦点となることは、同性婚の本質的な問題から「議論をそらしている」とカタミは主張している。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『政治』 ジャンルのランキング
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 森田涼花 シンケンイエロー・... | トップ | 通販で大人気の生サプリ【に... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
結婚ってなに?? (いつまでか)
2010-02-07 17:49:57
子供を作ることが結婚の一番大切なことなのではないんでしょうか。
子孫を残す。
たやすと、人類は滅びます。
子供が出来ない男女の夫婦が存在しますが、それは病からで非常に悔しい訳です。
男と男、女と女がなぜ結婚???
結婚ではなく、違った法律を作ってほしいもの。
結婚ではないでしょ。
しかし、夫婦と同等の権利を与える法律は必須です。 ね。
結婚形態の多様性 (katu(管理者))
2010-02-07 22:12:55
カリフォルニア州は同性者に対し「夫婦と同等の権利を与える」という法律を許可しました。しかし「結婚とは子供を作ることが結婚の一番大切なことである」とする住民投票によって「夫婦と同等の権利を与える」ことが却下されました。それは違憲なのではないのかということでカリフォルニア州では裁判が開始されています。アメリカ人にとっての問題は、ですから「夫婦と同等の権利を与える」ことが合憲か違憲かだけのようです。

 そして結婚が「子供を作ること」と規定するの出れば「子供は欲しくない」とする結婚は認められず、それもまた「夫婦と同等の権利を与える」としなければならないはずですが?

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

報道」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

moussy(マウジー) OX Straight Slim

ブックマーク

取調べ可視化 最前線
DAYS JAPAN
広河隆一責任編集 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌
感量主導
コンテンツ系官僚だが、今は出向でニコニコの中の人。
Tips!映像翻訳
映像翻訳者を目指したい方々はもちろん、映像翻訳の世界に興味がある方々に楽しんでいただける記事が充実しています

メッセージ

文字サイズ変更

アクセス状況

アクセスアクセス
閲覧 1,829 PV DOWN!
訪問者 329 IP DOWN!
トータルトータル
閲覧 18,808,594 PV 
訪問者 3,645,331 IP 
ランキングランキング
日別 2,752 UP!
週別 2,801 UP!

ブログ広告.com