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無料のパソコン基本ソフト、Ubuntuで復活したMOディスク

2018-01-09 | 日記

少し話が長くなります。

15年ぐらい前、フロッピーディスクに代わる大容量の記憶メディアとしてMO(光磁気)ディスクが流行った時期がありました。

フロッピディスクと同じ感覚で保存したり消去したりできて便利なので、当時の私MOディスクを日常の文書や写真データの保存用に使っていました。

もちろんMOディスクを使うにはそれ用の装置(MOドライブ)が必要で、当時は内臓や外付けなどのものが販売されていました。

マザーボードとMOドライブを接続するインターフェイスはSCSI(スカジー)と呼ばれる特殊なもので、よくトラブルが起こりました。

そのうちにハードディスクの大容量化と低価格が進み、取り換えた古いハードディスクを外付け用のケースに入れモバイルディスクにして使うようになると、よくトラブルの起こるMOディスクの出番がなくなってきました。

MOディスクを中心に使ったのは結局5年ぐらいでしょうか。その頃使っていたMOディスクがたくさん段ボール箱の下の方に残っています。

数年前に自分の部屋の大掃除をしたとき、古いパソコン部品などを大量に処分したのですが、そのとき内蔵用のMOドライブや外付け用のカードを捨ててしまいました。

虫の知らせか、オリンパス製の外付けのMOドライブだけは残しておいたのですが・・・。

時が過ぎ、昨年の秋になってその頃自分が仕事上で残してきた文書を確認する必要に迫られました。

ところが、すでに紙の資料は廃棄済み。残っているのはMOディスクだけ。

外付けのMOドライブを見つけてPCにつなごうとしてもSCSIカードは廃棄済み。

友人に助けを求めると、古いSCSIカードを見つけてくれました。

ところが最新のパソコンは古いSCSIカードを認識しません。

そこで考えたのが、無料OSのUbuntu(ウブントゥ)をインストールしていた古いパソコンの活用です。

その古いパソコンは元はWindows Vistaがインストールされていたもので、Ubuntuで遊ぶために5000円ぐらいで買っていました。

Windows Vistaを残したままUbuntu14をインストールし、いわゆる「デュアルブート」にしています。

この古いパソコンに古いSCSIカードを挿してMOドライブを接続し、MOドライブの電源を入れた状態でパソコンをUbuntuで起動するとMOディスクが認識されました。

 ※Ubuntuパソコンのデスクトップ画面。229MBボリュームがMOドライブ内のディスクです。

 ※Ubuntu側で画面をPrint Screenし、その画像をネットワーク上のWindows10パソコンに移しました。

Windows Vistaで起動しても認識するでしょうが、ネットワークに接続する際のセキュリティ上の問題があります。

Ubuntuから家庭内ネットワークに入り、別のWindows10パソコンの共有フォルダにMOディスク内のファイルをコピーすればすべてOKです。

ちなみに古いWord文書も、Ubuntu付属のワープロソフトでほとんど無理なく再現できました。

また、ネットワーク上の共有プリンタも認識し、Ubuntuからきれいに印刷できました。

今後の年金生活の中で、古いスペックの低いパソコンを無料の基本ソフトで動かすことには大きな魅力があります。

今年はこちらも勉強したいと思っています。

 

 


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