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「離れ」へのWi-Fi環境延長 顛末記

2018-12-27 | 情報通信環境
母屋の隣に小さな「離れ」ができたので、そちらでも快適なWi-Fi環境を作ることにしました。
やる前は簡単なことのように思っていたのですが、やってみるとかなりハードルが高くて苦労しました。
こんなことなら最初から有線LANの延長を考えればよかったと、反省しきりです。
以下、その顛末記です。
 
最近の家の外壁は金属系のものが多く、Wi-Fiの電波が通過しにくくなっているようです。
離れの玄関前までは届いていた電波がドアを閉めると極端に弱くなり、離れの中ではインターネット接続ができません。
さらに母屋の雨戸を閉めると、さらに戸外の電波も弱くなります。
したがって、中継器を母屋と離れの間(戸外)においても離れの中でのインターネット接続はほぼ不可能でした。
そこで考えたのが、雨戸のない窓から窓へ電波をリレーする方法です。
ちょうど2階にそんな場所があったので、そこに中継器を1台ずつ置くことにしました。
ところが、母屋1回の親機から2階の窓際に置いた中継器までが遠く、親機のWiFiカードの電波はかなり減衰しています。
そこで、親機のWiFiカードはあてにせず、2階まで伸ばしてあった有線LAN(1Gbps)の端末にNECのルーターWG2200HPを接続し、ルーター機能は使わずブリッジ機能を使うことにしました。
「ブリッジ機能」は有線LANをWi-Fi化する機能のことです。
このおかげで2階窓際の中継器まで非常に強い電波を届けることができました。
母屋の2階窓際の中継機から離れ2階の窓際の中継器までは、ほとんど電波が減衰することなく届きました。
結果として、母屋2階の電波の強さとほぼ同じ強さの電波を離れの2階まで届けることができました。
離れ2階の中継機は高性能なので、離れの1階リビングまで強い電波を届けています。
これで離れへのWi-Fi環境拡張は終わりましたが、最後に有線LAN接続のテレビやデスクトップPCが使えるようにしました。
無線を有線に変えるには、中継器の「コンバーター」機能を使います。
離れの1階に「コンバーター」を置き、そこから有線でテレビにつないでいますが、YouTubeの動画も非常に滑らかに視聴できています。
「コンバーター」につないだPCで「Google Speed Test」をすると20~30Mbps出ているので、当然ですね。
 
今回の作業のおかげでいろいろ勉強できました。
これまで母屋の光回線はNTTの光ネクスト・ファミリー・ハイスピードタイプで、理論上の下り通信最大速度は200Mbpsでした。
2階の有線LANの端末には1Gbps対応のHubを置いてあり、それにつなげたPCで「スピードテスト(Google)」すると、1台は150~180Mbps、もう1台は70~120Mbpsの速度が出ていました。
ところが「隼」にすると理論上の下り通信最大速度は1Gbpsというのを知ったので、今回の作業終了後に「隼」に契約変更したのですが、これが期待外れ。
「スピードテスト(Google)」の結果にあまり変化が出ていません。時々200Mbpsを越える結果も出ますが、期待したほどではありません。
ただ、2階のWiFi速度は1.5倍程度になったような気がします。
 
かなり当初の予算をオーバーしましたたが、何とか離れに快適なWi-Fi環境を構築することができました。
 
(現在のWi-Fi環境イメージ図)
 
 
 
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