IN TO THE WILDという映画、ご存じ?ウィキペディアから、あらすじを以下引用
1人の中年女性がベッドでうなされている。
「いま確かに、あの子の声が聴こえたの。夢じゃない、ハッキリ聴こえたんだってば」。
裕福な家庭に生まれ、物質的に恵まれた環境で育ったクリス・マッキャンドレスは大学を優秀な成績で卒業する。
両親はハーバードのロースクールに進学することを望んだが、金で物ばかりを与える親に嫌気が差したクリスは学資預金を寄付し、
身分証を切捨て、この世界の真理を求めアラスカへと旅に出る。旅路の中で様々な人と触れ合い、本当の幸せとは何かを知る。
いい映画でした。
自分に置き換えるなら、神奈川から北海道の知床まで歩き旅。
やるなら嫁さんが先に亡くなって、娘が独り立ちしたら老いぼれ爺さんの一人旅、死に方用意としてやろうかなと、一人妄想してます。
今年最後のIN TO THE WILDは例の猪苗代湖へ。
三連休フルに使いたかったのですが、初日は全国的に雨。雨の止んだ二日目からスタート。
今まで外環道を使って行ってましたが、朝5時出発の為、都内は空いているのでツーリングがてら下道。
朝9時過ぎには塩原温泉郷へ到着。混浴風呂の不動の湯へ。
塩原温泉郷は知っている限り、3つ寸志で入れる混浴風呂があります。この時期は紅葉も始まっており、素晴らしい景色。
ついつい長湯してしまいました。
温泉から上がり、バイクの所に戻ると宇都宮ナンバーのCBR 1000RR乗りの須藤さん御夫婦と出会いました。
仲良くタンデムでツーリング、これから那須でコーヒーを飲みに行かれるとか。やっぱバイクにはコーヒーが合うよね。
正直コーヒーはあまり好きな方ではないのですが、冷えた体に紅葉の下飲んだら絶対おいしい。
もみじの湯をおススメされましたが、すでに不動の湯に入ってきたので、また明日入りに来ますと返事しお別れ。
旭食堂で煮込みカツ丼を食べ、
そして猪苗代湖へ。
今日の夜から雨予報との事。日中早いうちに焚き木を集めて、準備。
先客で会社の仲間でバーベキューをやられている若い方のグループに呼ばれ、
ビールと焼きそばをご馳走になっていしまいました。ありがとうございます。
そして夕方から雨。私一人となってしまいました。さて焚き火…。
『あれ、今回は全然火がつかないぞ、燃料の新聞もあと少し、まずいなぁ。』
次第に雨風が強くなってきました。
『あーもう、面倒くさい!ウィンナーいっぱい買ってきちゃったけど、とても焼けない。今回はもういいや』
と早々テントに潜り込みました。
ここからが地獄の始まりだった…。雨風は次第に強まり、台風の様にテントを叩き付けます。
少し寝ては暴風雨に起こされ、テントが前後にものすごく揺らされる。
『怖いよー!助けてー!』
雨は覚悟していましたがまさか、こんなにも風が強いなんて!早く朝になってくれぇ!
寝袋で踏ん張りながらの就寝となってしまいました。
翌朝、雨風は相変わらず。さっさと準備して出よう。
外は7度。冷えた体を温めに塩原温泉郷へ。コンビニでコーヒー牛乳を温泉上がりのお供にと寄ったら、なんと須藤さんがいるじゃないですか!
「天気が最高なので一人で来ました。昨日また温泉に行くと言っていたので、もしかしたら会えるかなぁと思っていたら
」
それにしても、コンビニで再会するとは何とも偶然。
一緒にツーリングと温泉相成りました。須藤さんもバイクで旅をするのが好きとの事で、金沢や名古屋にもこの前行ったとか。
また家にバイクが他にも2台あり、家族共々バイクが好きなんですって。
いいねぇ、ウチもそうならないかなぁ。
道中帰り、宇都宮の餃子正嗣を教えてもらい、また再会の約束をし出発
。
正嗣は行列が出来ていましたが、餃子のみのメニューの為回転は速かった。
ハシゴしに餃子みんみんへ向かいましたが、ここも行列が。
『あーもう、面倒くさい。揚げ餃子食べたかったけど、次回また来よう。』
その後高速を使って夕方、無事到着となりました。
バイク旅楽しかったけど、ワイルドな旅からはまだまだ遠いなぁ。
次回は歩いてみようか…。