“滑飛=Park-ride.” ―将太のブログ―

人生、一度限り。『後悔なく今を楽しんで生きる』をテーマに新横浜ローカル滑飛(滑る、飛ぶ)パークスケーター、将太のブログ。

ILS DE MAT JUMP vol.2

2016年05月18日 | インラインスケート
これに行こうと思ったきっかけは、 PAPASUのブログで去年秋に開催されたことを知りました。
今までスポンジプールはASPO、JW-PARK、F20と行ってきました。
このようなマットは経験はありませんが、自分のブログタイトルである滑飛。まさにこれではないか!

場所は…と見ればえっ、兵庫県?横浜から630キロ…、マジか。
これは遠いな…、どうする?飛行機、新幹線、深夜バス、どれも旅費かかるなぁ…。
じゃ、車も手にはいったしこれで行ってみるか。もちろん、高速なしで。

会社に有給頂き、金曜日の朝3時半に出発。
金曜の夜に高速使って行くことも出来ますが、翌日のイベントに体が持たないでしょ。
それにドライブするなら真っ暗の中走っても、楽しくない。
630キロ下道って大変だろうと思いますが、だいぶ道はバイパスがつながり快適に走れます。



国道246号、1号、23号、9号と走っていきます。都心部入れば多少混みますが、それはしょうがない。
京都に着いた時は既に12時間走行。朝、昼と食事の時くらいしか休んでいないものだから、流石に疲れてきた…。
目的地には20時到着との表示。その前に天空の城、竹田城があります。
朝の雲海が見れればと思い、手前の道の駅で人生初の車中泊。深夜バスで寝た事はありますが、自分の車は初めて。

翌朝、竹田城は期待していた雲海は見れませんでしたが記念に。



そして朝8時前、若杉高原大屋スキー場に到着。





着いたー!良く走った…。でも、また帰らなければ。

そして例の物を見ると…、でかい!これは凄いな。







スキーのオフトレ、Rはかなり緩め。滑走路はひたすら下り、そのままジャンプ。未体験の速度、そしてマット。
最初は怖い、でも一回飛べばこんなものかと、体が覚えていきます。





初ジャンプ。いつもより滞空時間は長く、ふわぁと浮きます。
そしてマット。スポンジとは訳が違い、二度衝撃があります。
空気で膨らんでいるマットは最初、バスッと沈み込み足で着地した後
バランスを取るのが難しく、大抵自分の場合頭をマットに打ちます。



ヘルメット無しはあり得ません。ヘルメットのスポンジがヘタっているので、ある意味飾りのメットに成り下がり。
これが何回も続くと痛い。首を下げると、めまいと吐き気…。エアーと滑走路は最高だけど、この痛みが辛く
『なんでもっと良いヘルメット、用意しておかなかったんだろう』と後悔。

参加者はおよそ20名。スキーヤーの飛び方は独特で、アプローチから違います。
そして回転のレベルも凄い。コーク、ロデオ、それぞれ2回転以上はしているのでは?
『だめだ、ついていけない。』あれが例えば鵠沼で出来るか?と言われればまた違うかなと。
この速度と滞空時間は、アスファルトを走るインラインは難しいかも。

15時から大会になり、この体の不調からやめようかなと思いました。でも、始まった途端、アドレナリン噴出。
『おぉ、この空気。このピリピリした感覚、たまんねぇな。おいおい、座っている場合じゃないぜ。』
痛みはどこかに飛んでいきました。もちろん正気に戻れば、頭痛、全身の痛み、めまいと吐き気。
横になれば首が動きにくくなっており、ムチ打ち状態。これ、手を使わなければ起きれない位。

出場しても、上位入賞はもうスキーヤー達が取るのは確定。
体はボロボロ、意味ないのでは?

でも、わざわざここまで来たんだ。それに滑飛を体現できるのはここだけ。
回転のレベルとしては基本だけど、誰よりも高く、誰よりもスタイリッシュな記憶に残る滑飛をしよう!
行くぞ!渾身の360。



大満足です。

最後に世界チャンピオン、安床タケシとツーショット。



今回企画してくださったPAPASUの皆さん、参加されたライダー、写真を撮ってくれたシゲさん本当にありがとうございました。
昨今、体力が落ちている中この環境のおかげで、最高に良いエアーが出来ました。



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