勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ジャーヘッド(2005年)

2006年02月11日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ジャーヘッド

---感想---
1990年の湾岸戦争に従軍した若き兵士の物語。この戦争は、TV中継された戦争と言っても過言ではなく、その過剰なTV中継が作戦行動にも若干なりとも影響を与えています。この経験から、2003年のアメリカ軍によるイラク侵攻の際には、作戦行動に影響を与えないように考慮されました。映画の撮影の多くは、カリフォルニアのグラミス砂漠で行われました。これは、湾岸戦争が砂漠の戦争であったことがなせる業。ある意味、不幸中の幸いかなぁ。

要は、主人公スオフォード(ジェイク・ギレンホール)の湾岸戦争従軍記。周知の様に、湾岸戦争自体があっと言う間に終結してしまったため、TVCMから想像するような激しい凄惨な戦闘シーンは全くありません。ストーリーのほとんどは、スオフォードの軍隊生活。ただ待つだけの作戦(砂漠の盾)の単調な生活が表わされています。

気になったのは、ピーター・サースガード。彼は冷たい眼をしていると言ったら言い過ぎでしょうか? フライトプランのときも思ったんですが、この映画でもそう感じました。演技なのか、素なのか・・・。あの眼ができるから、いい演技も出来るのかもしれないのですが。

ジェイミー・フォックスが、偵察狙撃隊STAの三等曹長をなかなか上手く演じています。

英語版HP:Jarhead from Yahoo!

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2005年/アメリカ
監督 サム・メンデス
出演 ジェイク・ギレンホール、ピーター・サースガード、ジェイミー・フォックス、ルーカス・ブラック、クリス・クーパー

[2006/02/11]鑑賞・投稿


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