勝手に映画評

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J・エドガー / J. Edger

2012年01月28日 | 洋画(アメリカ系)
虚実に包まれた謎の人物である、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの半生を描いた映画。一応、歴史的事実を元に描かれていますが、フーバーを巡る物語自体は、創作という形になっています。1972年のフーバーが回顧録を口述していると言う設定で物語は進み、時に応じてその物語の時代を描くという形態で描かれています。

フーバーをディカプリオが演じているということが注目。若いころのフーバーは良いですが、当然老けメイクを施しているわけですが、晩年のフーバーはちょっと若すぎるように感じました。まだ37歳だもんね、ディカプリオは。

一応、実際の歴史を元にしているので、ロバート・ケネディやニクソンも画面に登場します。どちらも十分すぎるほど有名な人物ですが、メイクの効果もあるのでしょうけど、中々似ている人物が演じていました。世の中、似ている人っているんですね。

フーバーは、ホモであったとか言い伝えられていますが、実際のところはどうだか解明されていません。ですが、トルソンとの40年以上にも渡る愛憎の物語が描かれています。アメリカは一般にはフェア・公正な国と思われているわけですが、これを見るかぎりは、権力を持つものは、必ずしもそうではないなぁと思わざるを得ませんね。

フーバーの人格形成に非常に大きな影響を与えたと言われている母親も描かれています。息子に大きな期待をかける母親というありがちな姿で描かれており、ああ言う期待は得てしてプレッシャーにも成り得る訳で、フーバーの性癖・人格に納得感を与えています。

不思議なのは、フーバーの秘書ヘレン・ギャンディ。フーバーからの求婚を拒絶している訳ですが、それはそれとして秘書として40年以上にも渡り仕えると言うのは、どういうことなんでしょうね? また、この映画上では、フーバーの秘密ファイルの管理係もしており、単なる秘書以上の存在として描かれています。トルソンといいギャンディと言い、フーバーの周りには不思議な人達がいますね。

嘘かホントかわかりませんが、非常に興味深い映画です。

タイトル J・エドガー / 原題 J. Edgar
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2011年/アメリカ
監督 クリント・イーストウッド
出演 レオナルド・ディカプリオ(ジョン・エドガー・フーヴァー)、アーミー・ハマー(クライド・トルソン)、ジョシュ・ルーカス(チャールズ・リンドバーグ)、ナオミ・ワッツ(ヘレン・ギャンディ/フーバーの秘書)、ジェフリー・ドノヴァン(ロバート・F・ケネディ)、ジュディ・デンチ(アンナ・マリー/フーヴァーの母親)

[2012/01/28]鑑賞・投稿

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