勝手に映画評

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ボーン・レガシー / The Bourne Legacy

2012年09月29日 | 洋画(アメリカ系)
『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』に繋がる、CIAの極秘プログラムを描いた映画。本来の原作に、同じ『ボーン・レガシー』と言うタイトルの作品もありますが、この作品はその原作をベースにしておらず、全く別の物語となっています。

Wikipediaなどによれば、元々は原作の『ボーン・レガシー』を下にした作品化が進められていたものの、監督のポール・グリーングラスの降板などにより、原作の映画化は断念。タイトルは『ボーン・レガシー』と変わらないものの、ジェイソン・ボーンが出てこない作品となったようです。

時間軸で言うと、『ボーン・アルティメイタム』の頃の話になっています。裏側(表側?)では、ジェイソン・ボーンをパメラ・ランディーやノア・ヴォーゼンがNYで追いかける作戦が進んでいる反対側で、全くの異なる作戦が進行しているという事になっています。いやぁ、二正面作戦とはCIAのも大変だ(苦笑)。

ジェレミー・レナーを初めて見たのは『ハート・ロッカー』だったりします。この作品では、作品にリアリティを出すために、まだあまり有名ではない俳優を使ったという話もあり、確かに、この頃はまだジェレミー・レナーの事はあまり知りませんでしが、その後『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』に出たりと、どんどん売れて行っていますねぇ。どれも、マッチョと言うか、戦闘要員的な役どころ。彼は、そう言う役が得意と言うことなんでしょうか。

監督が変わったこともあり、何となく、これまでのボーンシリーズとは違った雰囲気に仕上がっています。サスペンス感は、ポール・グリーングラス作品の方が、上かなぁ。まぁ、これはこれで、アクション映画としては面白いと思いますけどね。

結末が付いていません。ジェレミー・レナーによる、ボーンシリーズも、もう数作作られる模様です。

タイトル ボーン・レガシー / 原題 The Bourne Legacy
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 トニー・ギルロイ
出演 ジェレミー・レナー(アーロン・クロス)、レイチェル・ワイズ(マルタ・シェアリング)、エドワード・ノートン(リック・バイヤー)、デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)、ジョアン・アレン(パメラ・ランディ)、アルバート・フィニー(アルバート・ハーシュ)、スコット・グレン(エズラ・クレイマー)、ジェリコ・イヴァネク(ドナルド・フォイト)、ステイシー・キーチ(マーク・ターソ)、コリー・ストール(ゼヴ・ヴェンデル)、ルイ・オザワ(LARX-03)

[2012/09/29]鑑賞・投稿


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