かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

梅雨の雨には逆らえない・・・

2012年06月17日 | Weblog
地面打つ停滞前線からの雨
            朝刊大きく被害記事載り


のどいたい…咳は出る…そんな梅雨の季節の土曜日。
梅雨には、趣と恐怖が隣り合わせに存在しています。雨がちょっと止んだので、庭に出ると、紫陽花の花がきれいに咲いています。教えた生徒のお家の方から頂いた小さな紫陽花の苗が数年経つうちに大きく成長しました。



梅雨の雨に打たれ、しっとりとしたきれいな花びらに雨の滴が光っています。雨の小休止に山に服を着せたかのように霧が美しくかかっています。紫陽花とその向こうに見える山の霧がなんとも言えない梅雨という季節の情緒を感じさせてくれています。



一方では、その趣とは裏腹に雨の被害をもたらせます。おとといからの雨は、かなりの雨量となっています。昨日土曜日でしたが、学校に行かなければならないことがありました。国道にそって川が流れているところがあります。


ふだんは静かな川なのですが、道路が壊れるのではないかというような感じになります。ちょっと道路の中央に寄りの濁流を横目に運転をしました。その夜に地区のお祭りの話し合いが行われたときに、自分と同じような感覚を持つ内容の話がありました。同感者もいてなんとなくホッとした感じがしました。



今日の朝刊には、県内でがけ崩れがあったという記事が大きく出ていました。水田の見回りをしていた人が川に転落して死亡したという記事も出ていました。相反する「美」と「悲」をこの季節の自然は共有して与えてくれます。暑ければ早く秋がこないかと待ち、寒ければ早く春がこないかと待つ。天気が続けば雨をこがれ、雨が降り続ければ、太陽を待ちわびる・・・人の思いも、この自然には逆らうことができません。



災害が多い季節です。生徒たちが事故にあうこともなく真夏の太陽を見ることができることを願っています。