一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

自身の決断を隠そうとする議員に疑問

2013-04-01 07:01:22 | 日記

前々回のブログに掲載しました「TPP交渉参加に関する意見書」について、

議会報編集委員会でまたひと騒動あり、結論がでていません。

今、議会報32号の編集が大詰めとなり、その編集作業が続いています。

その中で、約2年前から議会報に掲載することになった、

採決結果一覧表(表決が分かれた案件)の取り扱いに関してもめています。

 

議会報は、毎回表決が割れた案件を一覧表にして、議員個々の判断が

一目で解るようにしています。私が議会報委員になってからの改革の

一つです。これ自体は、良かった改革だと思っています。

 

今回、ほとんどの採決が、起立による表決となる中、「TPP交渉参加に関する意見書」

に関しては、表決が割れ、無記名による投票となり、17:16で可決されました。

これに関しては、前回のブログでも申し上げています。

今、問題になっているのは、この「TPP交渉参加に関する意見書」の賛否を

明記するなとこの意見書を作成した「関政会」の委員から意見が出されたことです。

要は、「誰が賛成したかわからないようにしろ」というものです

私は、寝耳に水の出来事というか、青天の霹靂・・・、開いた口が塞がらない

事態に驚愕しました。

この意見書は、中身をよく見るとわかりますが、TPP参加を決めた自民党が

地方議会に対して、作った文案が原案となっています。

それを受け、自民党会派である「関政会」が私ども公和会・自民党系議員を

説得して「関政会」が作成し、提出したものです。

その案件の結果を議会報に載せるなと当の「関政会」の委員が言い出したことに

呆れます。10月の市議選を前にして、ほとんどが農業関係の後援者が

多い中、かなり、支持者に厳しく言われたことは容易に想像できます。

私は、多くの政策で、自民党系「関政会」とは、意見が合い、市政に関しては

共に活動することが多いのですが、時々こういう事がおきます。

 

議員定数削減に関しても、関政会は私と真っ向に対立し、定数削減を主張する

私と真っ向から対立し意見を戦わせました。

私は、考え方は自民党に非常に近いのですが、こういう対応に関しては、

会派のあり方が全く理解できません。

 

議員一人一人の資質が問われます。

 

市民によって選ばれた議員個人の責任は非常に重く、その政治活動が

あいまいであってはなりません。自身が考え抜いた結果出した結論は

支持者に説明する責任が伴いますし、当然行うべきことです。

私は、強攻に賛否を掲載するように意見を述べています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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