6月定例会の一般質問が始まりました。
私の登壇は、17日10時40分頃となります。
巷では、アベノミクスと称される3本の矢が撃ち込まれ、当初は的を得たような
印象でしたが、株価や円の乱高下は、異常な経済状況と政治のやりすぎを感じます。
また、政治活動のインターネット解禁がスタートしましたが、早速官僚の不規則発言や
岩手県議の信じられないようなブログ発言など、その話題は尽きません。
私は、今議会の大きな意見提案として
「教育委員会改革」と「審議会改革」を中心に意見提案する予定です。
以前のブログでも、「市民協働、各種委員会の人選について考える」と書きましたが、
今回は、議会の場で意見提案を行い討論を行う予定です。
教育委員会については、
教育委員会の形骸化が指摘され、存在そのものが問われている事を前提に
形骸化の現状(H17年中教審地方教育行政部会報告)として、
・事務局案を追認するだけで、実質的な意思決定を行っていない。
・教員や教育関係者の意向に沿って教育行政を行う傾向が強い
・地域住民との接点がなく、住民から遠い存在
・国や県の意向に沿うことに集中し、地域の実情に応じていない(35人学級は一関市として導入が可能)
・学校は国、県の方針を重視し、教職員も市町村への帰属意識が弱い
・教育委員の顔が見えない
点などについて討議する予定です。
また、この教育制度の下、
さらに少子化による生徒数の激減により
・学校の平準化が進み、以前のように特色のある学校が少なくなっていると感じています。
・市町村合併によって、無くなってしまった児童生徒の海外派遣事業の復活など・・・
私は、これからの一関市を担うものは教育であるという思いは一度もその考えを疑ったことはありません。
日本を支えているのはこの教育水準の高さであり、それを支える政治の力であると思っています。
一関市の教育力を高めることは、そのまま一関市の力を強めることだと思います。
今回は、できるだけ多くに時間を一問一答にさき、実のある議論をしたいと思っています。
写真は、オーストラリアのエメラルド高校も生徒が一関一高を訪れた時のものです。