人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

鎌田雅子編『CONDUCTOR 福永陽一郎』★★★★★

2010-03-08 05:10:09 | 読書
この2月、厳密には10日は福永陽一郎先生の没後20年だった。それを「記念」し、
このたび法政アカデミー合唱団のOGである鎌田さんが『CONDUCTOR 福永陽一
郎』を出版された。

鎌田さんは、福永先生の生誕70年の際も『演奏ひとすじの道』を出版されている。
こちら

本書を開くと、久しぶりの、ドッキリするような「福永節」を味わうことができる。宇
野功芳との対談など読み終わるに終われないほど一気に読んでしまった。これほ
どどこを「切り取っ」てもおもしろい本も少ないのではないだろうか。先生は63歳と
いう若さで亡くなられてしまったが、指揮活動の面でも音楽評論の面でももっともっ
と長生きしてもらいたかった、と思うのは私だけではないだろう。


○指揮という仕事が、一朝一夕にできると思ったら、大間違い。

等々、「過激な発言」が満載である。--福永先生というと、私にはいつもケタ
ケタ笑っておられた印象があるが。(私が恥ずかしげもなくやった、今から36年
前の同志社でのすべった小話、30年前のトリオなど大笑いされてしまった。)
私自身はこのような、真の意味で radical な方が好きである。


本書の巻頭には、畑中先生と福永先生の奥様が一文を寄せておられる。福永
ファンといわず音楽ファン必読の書である。


それにしても本書をまとめられた鎌田さんのご努力には頭が下がる想いである。

お申し込みは 《CONDUCTOR》編集部 鎌田さん TEL&FAX 03-3923-5304 まで。
(送料込み2,000円)


*『演奏ひとすじの道』は残部僅少 です。(送料込み2,500円)

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