勝地(かつち)ブログ

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vol.571 ICT捕獲実験

2018年03月13日 20時21分56秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


昨夜、7時55分にICT捕獲檻の捕獲ボタンを押しました。
TV各局も取材に来られて、自宅のいつも座るパソコン前で鮮明画像を見ながら手元のスマホで。


毎夜、雄牝二頭のシカ🦌が同時に檻に入ってる場面を確認して来たのですが、昨夜のように待ち構えてるときに限って雄の一頭のみ。雌シカは待てど早速には現れそうもないので踏み切りました。


今朝は早朝から処理作業。それをTV各局が取材。




どう答えていいのやら、猟友会として実証実験に携わったコメントを求められました。


以下取材に答えた内容とは違いますが、
現在の囲い罠は、シカが檻に入ってトリガーに触れると自動的に扉が落ちて閉じ込める仕組みですが、ICT檻(囲い罠)は、トリガー作動の主導権を人間が持つということ。

それで何が起こるか、
餌付けが上手くいけば自宅や外出先に居ながらにして獲りたいときに獲れる。
ということは、
ジビエ処理の手元の空き具合に応じて計画的に効率良く獲れるし、販売路線にのせやすくなる。
そうなると
猟友会員が少なくなりつつあるなかで、労力が省かれる。そのためにはガラケーでなくスマホを使いこなさなければいけない課題もあるが。また、若い会員が興味を持ち増える可能性も秘めているのでこれからの有力な捕獲手段の一つにもなる。

結論。捕獲数が増え、農家の被害が減少し、ジビエ材料としての適材が手に入るという「三方良し」になる可能性をICT捕獲は秘めている、と思う。

ただ対極にあって大事にしたいと思うことは、狩猟の醍醐味は自然の循環や営みに畏敬をはらいながら動物対人間のいわば素手での取っ組み合いみたいなところがあると思っているので、そちらにも軸足を残しながら活動していきたい。こうなると「猟師」と呼ぶに相応しくなる。
頭でっかちと身体を動かすのが半々になるようにしたいですね。


話は変わって
ジャガイモのタネを植えつけましたー。
まだ早いっていう人もあるけど、もうこんなに暑いで。



*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。
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