勝地(かつち)ブログ

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NO.2712 負ける行政

2015年12月24日 21時10分40秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


騒ついた感のある1日が終わりました。議員にとっては仕事納めの日とも言えますが、心なしか気分スッキリしません。


今朝の議員協議会では、病院議会でのドローンによる薬剤配送に対する否定の病院見解について、そしてプレミアム商品券の不正販売などについて話しました。

特区規制緩和申請での、ライドシェアにしてもドローンにしても、規制対象となる側からこうも賛同しかねる意見が後追いで議会に上がってくると、議長としても議会としても制御機能、監視機能の力不足が問われてきます。
今の行政姿勢としてはそういうやり方でこれからも行くよという方針を公に世間に現していると議会も受け取らざるを得ません。
丁寧に説明していくという次元以前のトップダウンの姿勢誇示です。

話題の新国立競技場の設計者は「負ける建築」というコンセプトを掲げ、建物の衣裳を主張し過ぎてアスリートの競技環境を主役にしないのはダメだといってます。
ことほど左様に、特区において行政のやりたい施策が前面に出過ぎて足元の市民や関係事業者の切なる願いが外堀が埋められ兵糧攻めのようになし崩しに追いやられるとするなら本末顛倒です。
「負ける行政」というコンセプトがあってもいいのではと考えており、「市民が主役」の地方自治を今は追求しているおり「養父モデル」はトップダウンだと世間で風評されることになりはしないか。

よく、心してあたっていただきたいのです。


プレミアム商品券不正販売の新聞報道については、本会議後に改めて説明受けることとしました。

本会議ですが、議案審査を付託していた委員長報告の審査が順調に進み、10時過ぎには閉会。

その後の全員協議会でプレミアム商品券不正販売の顛末説明を受けました。
今朝の朝日新聞記事に「養父商工会 プレミアム商品券 窓口通さず販売 会長企業社員に102冊」「不正指摘メールで市調査」という報道がありビックリしました。全国でも幾つかこういう類の不正取得があったことは報じられてきていましたが、まさか、養父市でもという現実の出来事にガックリです。子供たちにこの大人がしでかした所作をどう説明するのでしょうか、責任の取り方も含めて……。

調査の詳細を、今後も逐次、議会に報告受けることとしました。


残り、議長の公務予定は、28日夜の年末警戒本部発隊式です。
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