勝地(かつち)ブログ

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NO.859 消防広域化

2011年03月20日 22時22分35秒 | Weblog
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消防広域化のはなしです。
消防組織法の一部改正法律が18年6月に施行されており、市町村の消防の広域化に関する基本指針が総務省消防庁からだされています。

その内容は、おおむね人口30万人以上の規模を標準として24年度を目途に広域化を実現するため、都道府県による消防広域化推進計画及び広域化対象市町村による広域消防運営計画の策定を求めています。

兵庫県の消防広域化推進計画素案は20年8月に策定され、但馬各市長の意見調整では「賛否両論あり結論を得ることができない」とされてきました。

その後同計画は21年6月に策定され、県下10ブロックに再編する計画となっています。
但馬の再編計画は「管轄30万人程度の消防力を水準となる地域全体での広域化を検討する必要性がある。しかし、管轄人口の面では望ましいが、管轄面積や市街地の連たん性の面での課題があることから、段階的な広域化についても検討する必要がある」とされています。

22年7月に但馬副市長会がもたれ、養父市・朝来市の消防司令業務共同運用の研究開始について両市から提案し他市町から異論なし、となっていました。

養父市・朝来市の検討状況というと、消防司令業務運用に係る研究会と消防広域化等内部検討会がもたれており、両市における消防広域化の検討を進めることについて合意がなされていることを踏まえると、早晩、その方向で結論がだされることは想定のことです。

消防広域化のねらいは、消防力強化による住民サービスの向上や行財政運営及び基盤の強化を図るものです。
養父市・朝来市の消防本部は、管轄面積では県内30本部中、広い方から養父市が8番目、朝来市が9番目です。
一方、職員数では養父市が28番目、朝来市が26番目の小規模消防本部です。
両消防本部が統合するとなると、面積は姫路市消防局に次ぐ2番目の広さ、職員数は15番目の規模となります。

市民から実感して現サービスが何ら変わらないことと、行財政スケールメリットが働くようであればいいのですが、またそのようになるよう注視していきたいと思います。

このたびの地震・津波・火災・原発放射能漏れという大規模災害に思いを巡らした時に、現に消防司令台をもたない養父市の小規模消防組織となると、早晩機能不全になることは避けられないと感じます。市民という目線もあるけど、実際に現場で働く消防署員の意見に耳を傾ける比重が大きくなったように感じています。

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NO.858 お彼岸

2011年03月20日 16時54分38秒 | Weblog
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お彼岸です。今年も菩提寺・高照寺本堂で催されたお大師講に参加しました。
例年のごとく各組から当番役さんが集まっての万端準備です。手づくりの精進料理をご馳走になり、長い経文を唱え、弘法大師のご法号を108回唱えながら数珠をまわします。その間、数珠に手を添えるだけでもお蔭を頂くということで、数珠つなぎですな。


そして法話会。この時間になると檀家さんのお参りもさらに増えます。今回法話をいただいたのは、神奈川県茅ケ崎市・長福寺ご住職 正司隆興僧正 演題は「遍照金剛」。四国霊場歩き遍路をとおしてのお話です。現役本山布教師さんですから話は実に上手い、引き入れられました。


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