凡人日記

poco a poco でも成長を

シトラス色の影/川田佳誠

2015年06月18日 | 音源

初めてこの曲を聴いたとき、なぜかもの悲しいイメージがわきました。

人前では明るいけど、一人になると悲観的になってしまう主人公の物語ではないかと。

しかしあくまで僕の想像であり、妄想であることを頭に入れておいていただきたい。


シトラス色の影/川田佳誠


まず曲名である、シトラス色の影。
日光の関係でできる影に色はつかない。そうなれば、色がつく影=過去、ではないかと考えた。
過去の恥ずかしい経験、自分に自信が持てなく行動することができなかった過去、、、
我々は青春など言ったりするが、まさに自分の甘く、恥ずかしがることなどなかった時期を振り返っているのではないかと。

しかしそこには作者の人柄が出たのであろう、敢えてシトラス色なのだ。
オレンジ色の明るい過去ではなく、爽やかなシトラス。そこには少しためらいが混ざった過去があるのかもしれない。


曲はシンプルな、暖→急→暖→急のスタイル。

冒頭のメロディーは爽やかな印象。
夏の終わり頃、窓を開けて涼やかな風を受けつつ過去を振り返ってるかのよう。


テンポが上がり、Jazzyになる。
しかしジャズではない。あくまで雰囲気の話でスウィングの指定もない。

全体的にMollの雰囲気をまとっているからだろうか、僕には明るく聴こえない。
むしろメロディーの奥にある過去が見えてくるように感じる。

主人公は外に出たのであろう、夏の終わりと共に恥ずかしい過去を捨てようとしているのか。


なにか大事な過去を思い出したのか、その美しいメロディーは大切なものを表しているようだ。


そしてまたテンポが上がり、主人公は走り出す。

さらに転調が加わることによって、主人公の足取りはより未来へと向かう。
喜怒哀楽すべての過去を凪ぎ払うようかのように。
どこへ向かっているかもわからず、ただただ過去を忘れたいために走っているように感じる。
そのまま曲は終結となる。

主人公が思うようにいったのかはわからない。
だが、終わり2小節は少し明るさが垣間見れる。



2015.6/14 録音


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