凡人日記

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トリオコンサート大阪・曲紹介(トリオ編)

2017年10月07日 | 自分の本番


さて、この投稿も全部紹介できずですが、いよいよメイン楽曲となりました。

前回までのリンク↓
Sax SOLO
Sax SOLO
Duo編


今回紹介するのは委嘱新作、この演奏会のために書かれた、オーバーレインデュオソナタです!


全三楽章、約15分の楽曲。
作曲は前回のデュオ編でも紹介しました、てらだだいき君です。

まずは作曲者のコメントを、、、

゛この曲は3楽章からなる3人の奏者のためのソナタです。第1楽章は「嵐の中で」、第2楽章は「霧雨の中で」、第3楽章は「オーバーレイン」と副題をつけており、それらのイメージを持って各楽章を作曲しました。嵐の中、霧雨の中を通って、やがて雨の上、雲の上へと向かっていく様子は、僕たち人の生き方を描いているのかもしれません。゛


この楽曲も自然がテーマですね。

委嘱するにあたって、この曲は注文を何点かつけました。

・お客さんが聴きやすい作品であること(いわゆる現代曲でないこと)
・15分程度、メインとなる楽曲
・美しい場面があること
・それなりの難易度であること

他にもあったかもしれませんが…

その後、てらだ君といろいろと協議し、今回のオーバーレインデュオソナタが生まれました。

1楽章、嵐の中で
快活なサクソフォーンのメロディーから始まるこの楽曲は、一見どこが嵐なんだ?と感じさせるかも知れませんが、変拍子やそれに付随してそれぞれのパートが16分音符が奏される様から感じることも出来ます。
強烈な風が吹いたかと思うと、静寂が訪れ、また嵐がやって来る…
全体の構成としてそのような印象を覚えます。
また、始めにピアノが奏でていたリズムをサクソフォーンが途中で演奏したり、リズムの強迫は変わらずパターンが変わったりと、楽譜の作りも面白いです。

主題に戻ったかと思うと、すぐさま終わりを迎えます。
その過程では今までのリズムパターンが短縮されたり、楽譜の仕掛けも盛りだくさんです。

二楽章、霧雨の中で
霧雨というとみなさまはどのような風景を思うでしょうか。
僕はシトシトというイメージです。
ザーザーでなければ、ポツポツでもない、そんな様子です。
感情楽章でもある二楽章は美しいピアノのメロディーで始まります。
そして、サクソフォーン、トランペットが交互に、ルバートにそれぞれの歌を奏でます。
またピアノのソロに入ると、サクソフォーンとトランペットはシトシトと雨が降る様子を音楽で表現します。
雨の音はピアノに引き継がれ、トランペットのメロディーへ。
曲は頂点を迎えたかと思うと、すぐさま小さくなり、本当の頂点へとたどり着きます。
管楽器2本によるメロディーが静かに始まり、そのまま終わりを迎えます。

三楽章、オーバーレイン
嵐を乗り越え、霧雨も明け、太陽がいよいよ顔を覗かせます。
一楽章のメロディーが現れたり、リズムパターンがさらに進化していたりと、構成感も素晴らしい作品です。
疾走感に満ちた楽章。
幼い頃みなさまも雨上がりに外で遊ぶのは楽しくありませんでしたか?
まるであの頃を今の自分が見ているような、そんな表情も見てとれます。
果たして、その中身とは…

ぜひ会場でお楽しみください。



以上でブログでの曲紹介は終わりとなります。
これまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

なお、明日はまだ紹介できていない作品も多数ございます。
ぜひ、生で、素晴らしき楽曲たちを感じていただければ幸いです。

それでは会場でお会いできることを楽しみにしております!

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