katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中学生のリピータ―さん教室と・・・

2020-08-09 21:51:40 | モザイク教室

今日は中学生のリピータ―さん教室から・・・ただその前に昨日のお教室最中に、問い合わせがあって、これが無理難題なのね・・・もはや赤穂浪士の話くらい中々のもの。まずは遠方でお教室には来られない。そして小学生2人。道具無し。

一度もやった事が無い。タイルはメルカリで1万円位買ったとの事。そんな中、サイトで俺のとこを見つけてくれたらしく、自分でやるから下地は作って貰えないか?見たのは時計が付いている・・・つまりオーダーって事になる。

更に夏休みは10日間位しか無いらしく・・・って話を今日聞いたのね。昨日はお教室最中で、終わったら連絡しますと言う事で、連絡したものの折り返しは無く、更に11時からお教室なんで、9時過ぎにまた連絡してやっと繋がったらこんな話。

じゃこの話は一旦置いといて中学生リピータ―さん教室。もう見るなり破壊力抜群。文句無く凄いわっ・・・見事なのね。後は時間が解決すると思うのね。そんな中、お母さんが先生気を付けて・・・と頂きもの・・。

まぁ何とも恐縮なのね。更に言えば毎年以前教えた子の親御さんから暑中見舞いが送られたりもする。こんな有難い話がある・・・と前フリをして置こう。そんなこんなでお教室となると、何しろグレードが凄いんで、一体何を教える?って事に

なるのね・・・例えば昨日のヘナの先生なら、あれだけ出来れば・・・と張る事の意味を指導する事になり、それには意識が大事・・・と目に見えない事を強制する事をお勧めしたのね。でもね、あくまで中学生の宿題なのね・・・。

じゃどの位教えるのが適度になるのかな?・・・けど去年、賞を貰っている子なのね。しかももう今の時点で来年も来るって言ってくれているのね。そうなると来年の事も込みで教える事になるのなら、一番大事なのは感じる事・・・。

そもそも感じない人は致命的なのね・・・オリジナルを作るに当たって。例えば何でも一緒なんだけれど、楽譜やレシピ、図面・・・完成が決まっているものは、何も感じる必要は無いのね。その通りにすれば良いのね。余計な事はすんな。

なのね。でもオリジナルは余計な事をしろっ・・・なのね。じゃ何が余計か?って何も感じ無ければ、何をすれば良いのか?聞きたくなるのね。それじゃ何かをアテにしないとならないでしょ?つまり楽譜にレシピに図面・・・って事になる。

でもいきなり感じる・・・なんて話をしても、さっぱり判らないよね?でもね、それも慣れなのね。例えば数学だと公式を覚えろ・・・みたいな強制でしょ?やれ記号だのって決まり事ばっか。けれどその意味なんてさっぱりでしょ?ただ覚える。

けど、そんな事で出来ちゃうんでしょ?ならそんな公式みたいに強制ね。感じる事。例えば服を買いに行く。さっきの話のようにするには、学ランとか体操着って言うと、考える事無く買えるでしょ?だって公式、決まり事だもの。

じゃ私服ね。どうする?夏だから半そで?それは機能性って話。ここは美の教室なんで、美しさ・・・つまり機能性じゃ無くて、見栄えなのね。ここで必ず何らかの表現を感じて言葉に変換する癖を付ける。その時に一番やっては行けない事が、

単なる好みを言う・・・そんなもんは一番いらない事なのね。そんなの単なる自己満足に繋がるだけ。そんなの忘れて。そこで感じる・・・って何?って事になると、やっぱカッコイイのが良いな、とか、大人っぽいのが良いなとか・・・。

例えばカッコイイを選んだあなた、あなたの考えるカッコイイとは何よ?ここで色から入る人に聞こう。ピンクがカッコイイ?黄色は?黄土?・・・ほら何か違うって感じない?これが感じるって初歩的な話なのね。もし該当するのなら、そんなのは

選ばない。これが消去法。これが難しく簡単で、簡単なようで難しいのね。何しろ好みなんてものに騙されるからね。そんな事したいのなら、色が混ぜられる絵画とかに行った方が良いのね。それなら素敵な自分色を混ぜて作りゃ良いのね。

でもね、モザイクは不便なものなのね。何処まで行ったって自分の好きな色なんて、大巨匠にでもならなきゃ、所詮ある色の中のチョイスなのね。混ぜられないのだから。それなのに、詰まらない自分の好みの色なんてこだわれば、これはある、

これは無いから、これで良いっか・・・って進め方になる。これがしょぼくなる原因なのね。そうじゃ無くて、常に感じる・・・それを言葉に出して、それに沿って見つけ出す・・・その繰り返しなのね。それをこれが好き・・・なんて事に

なると、いっつも好みの色になり片寄る事になるのね。使う色はいつも一緒・・・まるで子供の頃のクレヨン。一度も使わないで終わる色がある・・・なんてね。例えば大人っぽいって何よ?・・・原色じゃ無さそうじゃない?みたいな。

こうして消去して行くのね。そうすると残った色に犯人捜しのように、見つけたいものが絞られて来るのね。自然と。これは色の話なら、形としては?丸首と襟付きどっちが大人っぽい?みたいに。消去する。こんなやり方が感じるってやり方。

所がなのね。コロナのように理不尽なのね。必ず自宅が安心で、出歩くやつが危ないと言うのなら、当たり前なのに、そうとは限らないでしょ?まさにそう言うものなのよ・・・感じるって行為は。例えばこうして消去法で見つけ出したとしても

見た人が共感してくれるとは限らないのね。オリジナルって言うのはね・・・だってそれが全部通るなら、大会社が出した新製品みんな大ヒット。大御所の新作も、新作料理も、潰れないねみんな・・・なんて事は無いでしょ?

つまりそうとは限らない訳よ・・・じゃ何やってもダメなんじゃん・・・になりそうだけれど、これがまた理不尽なのね。何をやっても正解は無いのね。全員賛成ぃぃなんてね。所が、それは無いわ・・・って事は結構あるのね。

ここが理不尽なとこ。正解はいくら考えても見つからないのに、不正解は必ずある。恐らくだよ、恐らく。科学者さんがね正解を見つけたと思っているでしょ?俺はね、沢山の不正解の中から、今までの不正解とは違う結果を見つけた・・・。

そう思っているのね。つまり毎日毎日実験の繰返し。そしてほぼ毎日不正解。もうやんなっちゃう訳よ。そんな時、急に電話が掛かって来て、あっ・・・って落としちゃったら、これとあれは混ぜなかったのに、偶然混じった・・・。

そしたら、今までの不正解の中に見た事の無いものを見た・・・あれ?ってね。それは多くの不正解を知っているから。つまり正解を探し続けて不正解を増やし、諦めずに続けて必然では無くて偶然を見逃さなかった・・・ってこんな感じ。

もしこうじゃ無かったのなら、一発屋で終んなよ・・・2発、3発見付けろよ・・・になるでしょ?つまり不正解の回数や時間が掛かるのね。って思うんだけれど。まっ信じるも信じないも貴方次第・・・って都市伝説的な終わりって事で・・・。

いずれにせよ、来年の事も考えると、感じる・・・って行為は、とても大事な事になる・・・ってお知らせ。ってな事で、お教室が終わって、さっきの問い合わせの話を煮詰めたんで、それでは時計などの材料の支度をします。

子供の下絵をメールで送って下さい・・・って言うと、出先なんで夕方には・・・って事で終ったのね。それから100均で

時計を買って、次はコーナンに。ただ下地の木だけ買う訳には行かないのね。何故なら今日の今日のイチゲンさんの下地を優先して、明日来るリピータ―さんに頼まれた下地を後回しにするってどうなの?だから、彫る事にしたのね。

これで明日の分は間に合った。更に下地の木も購入して準備が整い連絡待ち。その後に新作すみれは張り終わり・・・

すると連絡が来て、旦那さんがお金を掛けてやる事では無いだろう・・・との事で自分でやる事になりましたとの事。まぁ毎年こう言う話は1つや2つある事なんで、慣れたくは無いが・・・残念な話となった。いちいち言うのも何なんで、お互いの為に、着信拒否にしたのね・・・もう出会う事は無いように。こんな気持ちで今度は・・・って言われてもね。

朝の教室のように、有難い対応をして下さる人もいる。でもこうして残念な事もある。こう言う事があればあるほど、より一層有難みが増して、これをまたバネにして頑張ろう。新作3つ目はナナカマド。

 


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