katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイとデイ・サービスと根付風味の小物

2018-01-16 07:32:33 | デイ・サービス
今日はキウイと定期的になったデイ・サービスの3回目。ただね、朝4時には起きちゃったんで、洗濯はするわ、シャワーは浴びるわ、じゃアトリエに行って仕事するかぁ・・・になり、ペーパー掛けなんかやったりして・・・。そんなこんな始まり。

1回目は12月に年始めで絵馬、2回目は違う日に絵馬だった事で、内容としては2回目の今回は、前回いきなりタイルを切る・・・って事で、戸惑っていた人がいらしたんで、今度は一切切らない・・・って、

内容にしたのね。ただ縁取りのガラスタイルは仕込んで置いて、今日は目地もやって貰う事で、一通りの工程を体験して貰うって事にしたのね。すると、結果はこうなったのね。


好きな色を色々と入れる人、色ごとに並べた人、三角を入れた人、そして市松と言う隣り合わせの色を変えた人・・・。ついつい口を出してアドバイスをしがちだけれど、俺が過去の2回で体感した事は、内容の良し悪しよりも、出来た・・・って事が大事。

ただ難しいのは楽しむ事だったりする・・・普通はこんな事を流してしまう。こんなに全然違う意味をね。要するに出来た・・には、結果が必要だから、その結果に納得するかどうか?も問われると思うのね。楽しいは途中経過であっても楽しめる。

例えば子供にタイルを切らせたとする。もはやモザイクをするよりも切る行為を楽しむ。けれど実はモザイクの為の切る行為であって、その技術を持ってして完成させると、出来た・・・と言う達成感に繋がった時に、楽しかった・・・となる。

これが体験ってものだと思うのね。つまり出来ないかも・・・って不安もありつつ、出来た・・・だから楽しかったってね。けれど、ただ切り方を教わり切れると思い込んだ子供は、切るんじゃなくて割る事が楽しいと思い込む。

そこには結果と向き合わない・・・そんな楽しさがある。ただそこには結果が無い分、いつか飽きる。勿論、こう言うと、出来たの方が良く聞こえそうだけれど、当然結果の良し悪しで詰まらない・・・なんて事もあったりするから、良い事と悪い事は背中合わせ。

だから、どちらか一方が良いって事は無いのね。ただそこに行く事になった趣旨は何?って事になると、モザイクの出張教室となると、お好きにどうぞ、とずっと割るだけで楽しい・・・って事では無いし、けれど出来なかった・・・って結果が出ないのも困る。

けれど無理に・・・もまずいし、適当な教材探しをして行かないと・・・って言うのが教える側の課題になる。それで今回は切らないスタイルで、その分、ご自分で目地もする・・・って事にすると、やはり皆さん早く張り終わったのね・・・。

それが全員40分以内で終わったのね。予定としては1時間位は掛かると思ったのね。そうなるように・・・と、色数を持って行ったつもりだったが、皆さん好みがはっきりしていて、色に迷うって事が無く、スイスイと選んでしまうのね。

そこに迷う時間が全く無ければ、張るタイルの数はみんな一緒だから、器用不器用はあっても、条件は一緒になる。例えば隣り合わせの色を変える市松にした人は、同じ色が揃うと何にも意味が無くなっちゃうので、配置を確認しないと張れないのね。

けれども、色を悩めばどの色とどの色が合うかな?・・・と自分の趣味趣向に合うものを探さないとならない。色を悩むのは子供だろうが大人だろうが考えるって事は平等なのね。つまり考える時間って言うのは、上手く行くとグレードアップに繋がるのね。

つまり上手く行けば考えなかった人よりも良く見えたりする。けれどそれは体験の上を行くものであり、普通はそこまで考えないのね・・・つまり普通はカルビであって、そんな事を考えると上カルビって事になる。

そしてその体験によって、あぁそんな事が出来るのかぁ・・・と人のを見て、今度は・・・って言うのに繋げる事で、上手くなるなんて、寺子屋式の良さが個人レッスンとは違う事になったりもするのね。でも逆に1人特化した事で、私は出来なかった・・・・

なんて後ろ向きになってしまう人もいたりするが、それが普通であって、最初から出来ている人は上カルビって事なのね。今までの会場ならこんな事もあったりしたけれど、デイ・サービスはそんな経験値は吹っ飛ぶ事が毎回だったりする・・・。

例えば軽いボールの投げっこをみんなで輪になってやっていたが、ワンバウンドにして取るのかな?と思いきや、ライナーなの?とか、フェイントで隣に投げちゃうの?・・・とか、女の人にも容赦無い早い球なの?とか、ご老人だから・・・と思っていた事が、

見ていると思っていた事とは全然違うし、塗り絵をしていると、驚くほど繊細な人もいれば、塗る事に夢中になって、花の色を葉っぱにも塗ってしまったりして・・・お母さんそこ葉っぱですよ・・・と言うと、あっいれないぃぃって気が付いたりする。

でも明らかにそんな事は関係無く、はみ出ないだけを意識しているだけの人もいたりして・・・そんな中、前回お会いしている方がいたんでご挨拶をしたら、えっ?って顔をされるので、どうしたんだろう?と思ったけれど、ハッとした・・・のね。

あっ、忘れちゃったんだ・・・俺は初めての人なんだ・・・そっか・・・そうだよな・・・そう言う場所だったよな・・・って。そうかと思うと、ネームの横に生年月日が書いてあるんだけれど、昭和3年って・・・言うのにも驚かされたけれど、

他の方を見ると大正生まれって・・。えっ、その方がボール投げてたの?・・・・お元気でビックリなのね。おっと話を戻して、目地を皆さんに順番にやって貰ってもまだ時間がある・・・そこで次回なんですが・・・と先日の梅にウグイスのサンプルを見せて

このクチバシ難しそうでしょ?だから、切る練習をしましょう・・・って切る特訓教室をやったのね。まっ、特訓って言っても、3回位切って貰っただけなんだけれど・・・そんな中、1回目に小鳥が作りたいって言ってた方がいて・・それでこんなの作りました

・・・って言うと、あっ、それ私だぁ・・・って方がいて、その方は最後まで1人何度も切っていたのね。こんな事1つ見ても、こんなのやって見たい・・・って熱心な方もいるし、これでも大変だったって方もいるし、1つのサンプルでまかなうのは難しい。

そんな中、先日の絵馬を褒められたぁ・・・って言う方がいて、それは良かったぁぁ・・・出来れば趣旨として、完成品を人に褒められるって言うのが目標なのね・・・だから、俺も嬉しいぃぃのね。良かったのね、何よりなのね。

とても嬉しそうに話していたから・・・あの顔をする人はまたやって見たい・・・と思うだろうし、きっと出来た事として本人が嬉しいのは出来たって事で良いが、褒められて嬉しい事が楽しいにも繋がったりするだろう。

そんな人が多くなる・・・そんな提案が出来れば良いな・・・とも思うが、何とか完成したって人には、それでも出来た喜びに感じられる下地なんて言うのも作って見たいし・・・いずれにせよ、今日も何とか無事に終わったのね。

そんなこんなでアトリエに戻って朝の続きをして完成。


そんな中、かぐやと亀有カルチャーの提案についての相談と、もう1つ来週お会いする事になった打ち合わせの電話の報告。何だか賑わいがあって何よりなのね。

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