katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

デイ・サービスとカサブランカのモザイクスタート

2021-01-19 07:55:30 | デイ・サービス

何かタイトルがカタカナだらけだな・・・それはそうと、今日は午後からデイ・サービス。とは言っても準備したら、すぐ出発なんで、結局丸1日って事になっちゃうんだけれど、何しろそれでも行くと勉強になる事ばかりなんで・・・。

今日は10名。

内容的にはホワイトボードはギザギザに切ってあるし、花の中心の丸も切ってあるし、更に言えば各自色分けして袋に入れて置いたから、本当に張るだけにしたのね。更にボンドも本当はチューブのボンドにしようかと思ったけれど、いつもの

ボンドにしたから、楽に終わると思っていたが、ほぼ半数以上の人がギザギザの木の所に張ってね・・・と伝えても、一回りすると、ホワイトボードの方のギザギザに張ってしまってボンドだらけ・・・。しかも中には難しい・・・って。

それでもボンドを取って完成を見ると、わぁーって感じだったんで何よりだったが、これでヘルパーさんと2人でも厳しいんだから、その上、キーホルダーとなると、一応時間内には終わったものの、次回のタオル掛けはもっと多い枚数。

更に目地・・・もっと厳しいのかな?とも思うけど、斜めに張るって言う感覚が難しかったのかな?とも感じたのね。中には張る事に夢中で表裏を逆の人も何人かいて・・・慌てちゃうのかな?いずれにしても、何か考えないと。

それと10名だったのに1人撮り忘れしたようで・・・。そんなこんなでアトリエに戻ってからカサブランカのモザイク開始。ここでかぐやと繋いだんだけれど、アトリエにはランの花で受賞したかぐやの作品があるのね。その横で制作・・・

当然ながら、師匠はどんな感じに仕上げるんですか?と言わんばかりに上の棚から見られているようでね・・・と話すと、笑ってはいたが、私もカサブランカを作っているけれど、忘れちゃってますよね?って質問にそうだっけ?って言うと、

やっぱりその程度かぁ・・・って。どうやら棟梁のアトリエに置かせて貰っている作品の中にあったらしいのね。つまりあの作品の印象は女の人と教会であって、俺の記憶の中には薄い・・・そこをかぐやは指摘しているのね。

そうね、それは以前の解説でも触れたから、今更新しい話では無いが、お花に詳しく、お花好きのかぐやにしては、ご不満もあろうが、何度も言うが最初は好きなモノを作る・・・からスタートしたのね。だからかぐやはお花だった。

当然お花好きだから、作品はお花だらけ。そこで花とは別なモチーフ・・・となり、馬や漫画チックな女の人だったりした時は、まだ花に目が行ってたのね。所がランの作品の時、中央の女の人の完成度の高さに驚いたのね。更にさっきの教会の

作品も同じで、花好きのかぐやが、お花よりも女の人や建物の方に眼が行ってしまう位に上手くなった・・・つまり今度はお花をそのレベルにする・・・ある意味、本当のお花好きの作品はこれから・・・そんな感じなのね。

所が俺となると、假屋崎先生じゃ無いんで、お花をそこまで愛していないのね。しかもカサブランカとゆりの見分けが付く位の知識・・・こうなると必要なのはかぐやのお花好きの眼。例えば金魚なら愛好家や養魚場、金魚屋のプロの眼って、

素人とは違うでしょ?つまりプロの眼が欲しいのね。そうなると理屈ではお花屋さん・・・になるけれど、そこが違うのね。絵画ならそれで良いんだけれど、金魚の場合、普通はウロコって言う決まり事のパーツを切って仕上げる。

でもお花は?となると、どんなパーツを切れば良いのかな?となると、目地も入っていないパーツを見て、出来栄えの相談は無理なのね。しかも、お花に詳しければ詳しい程、へんてこな絵に見えるはずなのね。つまり仕上がらないと判らない。

これがお花に詳しく、しかもモザイクとしての眼も持っている。こんな近くにそんな眼を持っている人がいるんだから、その眼を使わない手は無い。数枚切ってどう思う?って聞くのだけれど、素直な奴だからリアクションが判りやすい。

喜怒哀楽がハッキリしているから、良く無ければ反応は鈍いし、良ければ良いって反応が来る。ただこんな2つの反応のどちらかが欲しいんでは無くて、出だしに相応しい、0点でも100点でも無くて、松本ちえこさんの65点の人が好き・・・。

みたいな歌に近くて、出だしに完璧では無くて、そう来たかぁ・・・とか、あっ・・・とか、へぇ・・・とか、色リアリアクションがあって、その中で丁度良い表現を探すのね。要するにかぐやが考えていた事なら、当たり前の事になるし、

そんな時は、リアクションすら無い。所がそう来たか・・・となると、そんな方法があったのか?と感心されているし、あっ・・・なんて言うのは、思いもよらない感じだし、いずれにせよ丁度良い表現探し。このやり取りって慣れないと気を

使うし、遠慮ばかりだと意味無いし、過信すると高飛車になるし、聞く側も意見を言う側も単なる感想や思い付きでは無くて、実はこのやり取りこそが、アイリスオオヤマの会議みたいな感じだと思うのね。良いモノ作る会議みたいな・・・。

当然却下もあるし、通るものもある。ただ大きく違うのは、向こうさんは社長が決める。こっちはリアクションで決める。何故なら俺よりも花に詳しいから。そいつの眼にかなったものなら、迷わずにこの先も進めるし、慣れればもっと良くなる。

その手掛かりになる1つ目。そんなに高得点はいらない。欲張るとロクな事は無いし、まずは合格点をね。まっ理想を言えば85点だが、そこもかなり強欲点な感じがする。先は長いから、まずは手掛かり探し・・・。

 


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