katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

えっ?いきなりのご新規さん教室・・・とユ-ミンママの壁画のモザイク

2009-10-31 00:59:06 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日かぐやに伝えたかった事の確認からスタ-ト。最初は理解はしても納得せず、
更には、どこまで苦しめば良いんですか?と泣き言を言う始末。

まっ俺も泣き言番長だから、いくらでも聞く。がしかし、いかがなもんかな?
では聞こう。誰にも迷惑の掛からず好き放題出来る作品を作っているはずの

かぐやが、その作品の工程を観たくて待っている人がいるのに己のプライドのみで
アップ出来ない・・・そして勇気を持ってアップすれば駄目出しばかり・・・

八方ふさがりな気持ちになるのも判る。がしかし、それでは作品依頼が来た時に
必ずお客さんを満足させ、お金に見合った作品を作れる自信があるのかい?

俺と一緒にやる・・・とはそう言う事なのだ。そのプレッシャ-は一番俺が判る。
どこまでこだわっても、いくら手間を惜しまずやっても、限界の金額を切っても

本当にご理解して頂けるのは、奇跡に近い。側で見ていて判ったような気持ちに
なるのも判る。がしかし、責任者となる・・・とは生半可なもんじゃない。

奴はそれになろうとしているのだ。第三者に傷付けられて泣くなら、思い切り今
俺が泣かす・・・それが親分としてのやるべき事。

そして、それを言えば当然俺自身も襟を正さなければならなくなるのも承知で
あえてここまでむき出しにやっている。当然、こう言う朝を迎えるのも判っていた

そして何度と無く注意していた事をした・・・タンカを切り電話を切った・・・
誠に残念な話だ。自分の時間を自ら捨てた・・・ならばそれはそれ。

必ず誤りに気が付く・・・それを認め謝罪をしなければ、お別れが待っているだけ
信じた者が離れて行くのは、離れた者だけが悪いのでは無く、離れるような者を

信じた俺が悪いだけ・・・過ぎて行く時間だけ、どんどん気持ちが離れて行く。
当然、今までを回想し出会いから一緒に過ごした思い出を一つずつ処理して行く。

そして最後まで終わった時、感謝をして葬り去る。そして今まで使っていた時間を
別の人で俺の時間が欲しい・・・と思って下さる人への時間と変わって行くだけ。

またそれをし始めた時に、キウイから電話が入る。差し入れと作品を観に来ると
言ってくれた。

実はさぁ、今さっきご新規さんから問い合わせがあってね、それがさぁ、どうすれば良いんですか?いつ平気ですか?と言われてね、年中無休ですと答えたら、

今、平気ですか?って言われて、急きょ教室になったぁ。って話なのね・・・・
とキウイに話すと、それじゃこれ食べて頑張って・・・とご馳走になる。

すると、かぐやから電話が入るが、誠に残念・・・と切った。こうなる事も知って
やったのだから、切った痛み、切られた痛みを分かち合う事を選択した。

当然、ご新規さん教室があるのだから、もしかすると今日は無理になるかも知れない・・・更にユ-ミンママと打ち合わせの電話の予定もある。

更に、土日はかぐやはお母さんをやらねばならぬ事で、しばらく連絡が取れなく
なるのも知った上の事である。かぐやも判った上の事だろう・・・

しかも、己の失態に気が付いても、俺に3日も時間を与えれば人生を振り返るのには、十分過ぎる時間である事も承知しているはずである・・・

そんな中、ご新規さんがやって来た。いつものようにご説明を始める。
この程度の話は俺の心を動揺させるような事では無く、むしろ普通。

だから、何も無かったのと同じ。それでは2つに1つの選択をして下さい。
絵を作るモザイクならぺきぺき。絵が苦手なら山周タイル。

なんて時に、シドさんがやって来る。作品観に来たって・・・。ブログ観てるよって。有難うございます・・・とほんの少しでさようなら・・・それで続き。

すると絵のモザイクを選択。ここで当然、ぺきぺきなら柔らかいタイル、絵を作らなければ、固いタイルになる事も。

それでは、今日完成するのか?何度かお見えになるのか?と尋ねると、今日完成を
選択。では、今度は内容。何を作りますか?と更に尋ねると猫を選択。

では規定演技に入ります。縁取りをするにあたり、ポイントはここから張る事。
それとボンドの付け方。それと余裕があればタイルの向きを気にする事。以上です

そして色の選択のみがここでは楽しい事です。後はきちんと綺麗に張る事。
まっ良いや・・・では綺麗になりません。厳しく取り締まって下さい。

って訳で何とか縁取り完了。

それでは、どんな猫ですか?と尋ねると、魔女の宅急便のキキみたいな・・・と
アトリエのセル画に指を指す。

それではそれは何色ですか?と尋ねると黒と言う。それでは下絵の練習をします。
ザックリ描いて見て下さい。と言うと、えっと・・・と悩むので、

ここは悩んで下さい・・・と少し様子を見て、ん・・・って困った様子なので、
描き方を手助けすると何とか下絵は完成する。

この下絵で悩んだ事が後で必ず楽しくなりますから・・・とさっきの黒を選択に
ついての話を膨らませる事にする。

濃い紫ってお嫌いですか?と尋ねると、いえ。では黒と濃い紫で猫を作るとします
陰影を付ける事は出来ませんか?もう一度、セル画を良く観て・・・・

えっと・・・出来そうです。と言うので、やりますか?やりませんか?と尋ねると
やります・・・って言うので、ここからは自由演技なので、素敵な猫を作る為に

輪郭からははみ出し禁止って事だけ守り、後は頑張って・・・・と切り方の指導。

すると数枚切っていると、段々ご理解されて行く・・・時間掛かるんですね・・・
はい。たっぷり。苦しいですよぉ・・・辛いですよぉ・・・・

ここでは湯婆婆にならなければならない。でも、自分で全部決めた事ですよねぇ。
すると、頑張りますぅぅ。って。

その後は、教室の生徒さんならご存知のたわけた話とDJ。当然、宮崎さん好きなら
先日の栗コ-ダ-カルテット。バックミュ-ジックはこれ。

そんなこんなで何とか猫終了。すると、バックに入る頃にはヘトヘトになってる。
ボンドの付け方、ピンセットの使い方、身の回りに散乱するタイル・・・・

一目瞭然。こらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。しっかり。
何とか頑張れぇぇぇ。しっかり、ほらぁぁぁぁ・・・・。

って訳で張り終わるのね。叱咤激励。その後、仕上げは勿論俺。待っている間、
いつものように俺の作品の写真を観て貰っている間に目地完了。

って訳で4時間ちょい。どうやら楽しんで貰ったらしく、予約を入れて頂いた。
お疲れ様でしたぁ。

そんなこんなでかぐやに連絡。すると、すいませんでした・・・って、
ばかちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん。

謝るくらいなら最初から、自分の時間を捨てるような事はするなっ。
痛みが同じならそれで良い。お疲れ様・・・って言うと、胃が痛いです・・・と

言う。えっ?何が・・・じゃ胃なんか捨ててしまえ。痛いのは生きてる証拠。
幸せなこった。良かったな・・・元通り。

プレッシャ-が掛かるってのは、期待されている証拠。それは選ばれしき者だけが
味わえる。プレッシャ-が掛からないとは楽な話だが、言い換えれば存在自体が

いらない・・・・と言われているようなモノなんだぞっ。お前の代わりはいっぱい
いる・・・ってね。誠に辛いが幸せなこった・・・・頑張れ。

人に認められれば、己の居場所を作る事になる。そうでなければ一体どうする?
結局、己の存在を示すとは?己を磨く事のみ。

こんな簡単な事をいちいち確認させんなっ。俺はこうして書く事でまた面倒臭い事になるし、また己を正さなければならない。あぁ辛い、あぁ幸せなこった。

たずさわれた事を感謝するよ・・・ばかちん。

そんなこんなで一件落着。さて俺は今日一番の仕事・・・それはユ-ミンママとの
打ち合わせの電話・・・

すると、第一声が家族でいつもブログを観ています。と。誠にすいません・・・・
芍薬を頼まれているのに、こんな事やってて・・・・と謝ると、お任せします。

と・・・この会話がいかに今の俺にやる気や勇気、元気付けになる事か・・・

作り手である事に誇りさえ覚える。依頼してくれたママ以外に家族の皆さんが
観てくれている。それ所か、ママが鯉が嫌なんだけれど・・・と家族に言うと、

皆さんが反対してくれたらしい・・・・ママごめんなさい・・・本当に。
そうなる事も判ってた・・・でもお任せしますって言われた。

俺は楽を選ばず、本気でユ-ミンママに頼まれた作品を作っている。
ママ、俺はこう思っています・・・本当はママの好みで作る事が合っていると。

でも、もしかしたらママは家族のみんなが喜んだらそれを良いって言ってくれる
かも・・・と。

だからあえてやりました・・・知っていてやりました・・・でも、ママに頼まれたのですから、これ以外のスペ-スでママが満足して下さるように取り返します。

必ず取り返します。ママがぐっとくる作品に・・・・

こんな気分味わえて、辛いけれど楽しくて、嬉しくて、やり応えあります。
思い切りやらせてもらいます。

ってタンカ切って見た・・・・

かぐや、こうやってタンカってのは切るんだよっ。責任ってのは重いぞ・・・
それと追伸。心が弱って意気地の無い自分に気が付いたのなら、

大きく振りかぶって・・・って漫画がある。穴のあくほど読んで見ろっ。
必ず自分を取り戻せる。何かのきっかけになるはず。

そんな中、俺のもう一人の迷える子猫ちゃん・・・嫌、奴は大きいんだよなぁ・・
ん・・・気の弱いベンガルトラのさくら教室。

しっかり向き合う状況が整っているから、山ほど悩みを持って来い。待ってます。








この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2部はかぐやへの公開指導 | トップ | さくら教室とユ-ミンママの壁... »
最新の画像もっと見る