katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タピオカ展示販売作品終了と照明器具モザイク

2009-09-23 21:12:04 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、タピオカから電話が入る。終了したから目地をしに来たいって話。
幸い教室も無いから・・・と約束。

それまで照明器具のモザイクのパ-ツ切り。このボンドの場合、通常のボンドと違い、
固まり出すと一切動かなくなる・・・だからいつものように1枚づつ切って、張ってが

出来ない。だから最低1回り分はパ-ツを切らないとならない。

そんな時にタピオカが来た。見なくてもグレ-ドの安定感は良いに決まっているし、
余裕ありで終わっているはず・・・・

何せ作品が終わった後に何か出来る事はありますか?と先日言われているのだから。
そこでキウイと相談して貰って、うながっぱ下地の追加として口をやって貰う事にした。

そもそも一体このうながっぱ下地はどの位の時間が当日掛かるのか・・・?
おそらくここまで仕込んでも、まつげの三角6枚と顔だけでも、1時間で終わらない人が

たくさんいると思われる・・・ここで大事なのがお祭りだって事。
大きなうながっぱもやって貰う・・・となると何とか1時間半位に抑えたい・・・

まっこれで限界の仕込みって事になる。また口だけで3人掛かってしまった事になる。
これについては甘える事にして、俺は俺の分を進む事にした。

ここでタピオカにも昨日のおっsanとほぼ同じ話をした。しかし、すでにブログを読んだ
らしく理解も早い。当然、終わる前に手伝う話の件についても簡単だった・・・・

終わってから次へ。こうしないと見えないプレッシャ-が密かにやって来る・・・・
責任感があればあるほど・・・・。まっ仕方無いかっ・・・って言える人は良いけれど。

そもそもお母さんと言うのは、自分の判断だけでは無い。それは家族が健康の上に
成り立っている。つまり具合が悪い・・・なんて1人でも出れば、自分の自由には

ならない可能性を秘めている。しかも連鎖なんてのもあり、自分に移るなんて事もある。
そんな事も考えられると、終わったら・・・じゃないとね。

お陰で照明器具のモザイクに専念出来る。そんな中、す-さんがやって来る。
今作っている4作目のテ-ブルにガラスタイルを使いたいらしい。

それと目地についての相談。これはすぐに答えらしき返答は出来なかったけれど・・・

その後、タピオカがアトリエでうながっぱの口を練習がてらやって行く事になる。
様子を見るとやはりグレ-ドを知らず知らずに上げてしまっている・・・・

それだと時間が掛かり過ぎるよ。そもそも下地は作品じゃないのね。
やるのは子供。完成してあれば良い・・・くらいにリラックス。

どうしてもキウイだタピオカだとなると、加減知らずになる。まっ良いか・・・って
言ってもそのまっ良いか・・・のランクが高過ぎ。

グレ-ドを上げるって言うのはこの位の実力があれば比較的簡単なのだけれど、
適度な仕上がりをたくさん要求って言うのはむしろ難しい・・・・

例えばプロ野球選手が小学生相手に上から投げて打てる球を投げる・・・考えても
難しそうでしょ?手加減って言うのはとても難しい事。

全力って言うのは誰でも出来る。やる気が左右するだけで。これを良く俺は足し算、
引き算って例える。上手くなって行くってのは実績の足し算。

引き算とはやり過ぎ無い事。それには判断が問われる。どの位が適当な時間か?
キウイとタピオカの2人の場合、こだわるグレ-ドが似ている。

それは何を意味するか?と言うと、グレ-ドの統一感。つまり一緒に2人でやれば、
相談しながらこれ位・・・のグレ-ドを統一するル-ルを決める事が出来る。

勿論それには2人の腕が一緒であればなお更良い。幸いぺきぺきや山周なら2人は互角。
だからキウイのを見せれば判るだろう・・・と思いきや、どうしても丁寧過ぎくらい

丁寧にやってしまう・・・その理由は最初のキウイのグレ-ド・・・それが基本となる。
これも仕方無いとも思う・・・そもそもが丁寧を重視する教え方をしているのは俺だから

そこを何とか気楽になれるように、その見えないプレッシャ-を拭い去らねばならない。
そこで目先を変える為に、1cmで花びらを切って貰ったり、ガラスタイルやエミリアを

切って貰い、実績を作ってから、もう一度ぺきぺきに戻ってもらった・・・どう?と。
すると、ぺきぺきがもろい・・・と表現する。あははは、上手くなったね。

ここに何があるか?それは簡単。通常初めてぺきぺきを切る人のセリフの多くは、
えぇぇタイル切れるんだぁ・・・あっ柔らかいぃぃ、簡単・・・こんなの。

この柔らかいぃぃって表現と、もろい・・・って表現した違い。同じタイルでこうも違う
のは何故?では検証。

そもそも初心者はタイルを切る・・・って思わなかった人の方が多い。それがいきなり
切る・・・って言われても・・・と脳が躊躇する。しかし、道具に怖さが無くなった事で

勇気を出して切って見ると、案外柔らかくて切れるかも・・・と変化して行く。
自分で無理と判断し自分でそれをひるがえす。すべて自分・・・・

勿論そう変化させる為に、俺が切って見せる時に、道具でわざと指を滑らせ刃物とは
違う事を見せ、なお且つ安心させてチャレンジする気持ちに火をつけるようにする。

勇気って所まで行けば、切る事は出来る。そこまで行けば、今度は上手く出来るように
指導となる。向き合う気力が無い状況下ではテクニックなんて二の次。

こんなのが体験って人達だとすると、昨日のおっsan、キウイ、タピオカとなると、
ぺきぺきや山周なら条件は一緒。時間の掛かり具合は変わっても。

つまりこだわり具合や判断の時間が変わる。それと要領と実績。
こんな3人はぺきぺきを今触れば、もろい・・・と口にする・・・何故か?

切れたぁ・・・って安心感の初心者はこだわりが少ない。しかしそこに満足度はある。
3人の場合、ただ切れた・・・だけでは安心感は当たり前で、しかも満足感は無い。

つまり上手く出来なければ嫌なのである。その人達の2人が下地の仕込みをする。
もうどうなるか?判るでしょ?・・・ここで大事なのは気持ち・・・・

タピオカもキウイの上手さは判っている。この時点で脳が比べられても遜色の無い
ようにしなくちゃ・・・って判断するとプレッシャ-は掛かる。

でも出来ないとは思ってはいない。そこで丁寧に・・・時間を掛けて・・・グレ-ドを
保とうと判断したりする。確かに間違ってはいない・・・がしかし、時間の無理が

生じるかも知れない。そこでさっき言ったように違うタイルやガラスタイルを切って
貰い、ぺきぺきに戻ってもろい・・・って表現をして貰った事で、上手くなったからこそ

のセリフなんだ・・・と脳に確認させ自信を付けてもらう。そこで余裕が出る。

余裕が出れば、キウイの仕込みを冷静に判断する事も出来る。キウイの仕込みの丁寧さ
や、だから時間が掛かった事、それを要領良くなれるようにテクニックや判断の仕方など

マニュアル的規則を教えた。これで帰る頃にはゆとりな気持ちになったはずだが・・・

1つこんな事も言った。今回の展示販売作品の姿勢の批評。
作品の批評では無く、姿勢、取り組みの批評。タピオカは日頃の成果の発表って感じ。

ここを冒険すべきと。山周をやり続ける・・・がベ-スのタピオカのグレ-ドを今後
上げて行くには?シックではあるが華やかさに欠ける山周タイル。

そこを埋める為には、1cmやエミリアのような色が必要となる。その色を使い、
ワンポイントの花なんかを入れるとお洒落感はアップすると思われる。

今回の作品にチャレンジする機会があったのだ。通常やら無い事の練習が・・・・
だって仕込みの時間が取れたのだから。この口ではチャレンジする事と・・・・

そこで口を作るにも、2色の黄色で陰影を試したりして、能率効率だけではなくて、
練習にもなるように・・・・と。その時、時間切れにならないように・・・・

そもそもパンの先生をやっているのだから・・・。練習は練習。時間が押し迫ったら
能率効率に切り替える。そうする為には時間配分が出来る事・・・・

そして欲を言えば、そのチャレンジを楽しみながら終える事。アップアップにならぬように・・・・そんな話。

いずれにしてもタピオカのぺきぺきのグレ-ドも時間も安心出来そうだ。

そんな後の俺。


これが電気を付けると・・・・


まっまずまずなグレ-ドにはなったが、昨日FM江戸川でジャズが掛かっていて、
試しにす-さんの照明と俺の照明の違いを電気を付けて分析した。

す-さんの照明器具はモザイクとしては何の変哲も無いのだけれど、ジャズバ-にあったら・・・と考えると見栄えは良い。しかし俺のは、ジャズバ-には似合わない。

何故なのか?おそらく1つは材料。す-さんのは金が入ったガラスタイル。
俺のはガラスタイルだけれど単色の淡い色だらけ・・・これが1つ。

もっと大事なのは丁寧に切り同じ事の繰り返しの単調なデザインが淡い色に乗っかって
可愛くなり過ぎになった。だから俺のは年齢層が低くなった気がする。

例えるとジャズバ-がす-さんなら、俺のはイベント会場とかアトラクションのような
家族単位で行く場所・・・みたいな・・・

それと余りにきちんとしていてこう言う品物のように見える・・・モザイクらしく
見えないかも知れないかな・・・?ザックリ感が無く手作りに見えないかもな・・・

そんな中、ユニディ教室のサンプル作りでフィニッシュ。



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