katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

子供だらけの1日、相席教室

2014-10-13 06:29:35 | モザイク教室
まずは子供だらけ・・・・の説明から。お教室自体はさくらの姪っ子とせがれの2人と、みどりの娘のカルビの3人だったんだけれど、そこに昨日ムッタから連絡があって・・・・どうやら労作展の報告に来てくれるらしいのね。

そんなこんなで、すでにアトリエに俺にさくらんとこの3人、・・・そこにムッタが来るんだから・・・って思っていたら、まさかのご両親も一緒・・・・ご丁寧に・・・・。恐縮ですなのね。

でもね、狭い中、充実なのね・・・親なんて無縁の生き方しちゃっているのに、賑わうだけでも有難いのに、受賞のご挨拶付き。
しかも作品を持って来てくれてね・・・ただちょっと説明になるんだけれど、作品が完成した時って嬉しいものでね、

やったぁ・・・とか、やっと終わったぁ・・・とか、色々と思う事があるのね。そこに向き合った時間だけ・・・ただその時に良く見えたものが、時間と共に色褪せて見える時があるのね・・・・そんな場合、今の自分の成長が著しいからだったりもするし、

その時だけ、一生懸命だったりして、興味を無くしてしまったり・・・両極端の話だけれどね。

ほら例えば、子供の頃に作ったものが粗雑に見えたり・・・ね。勿論、それは出来としてのグレードだったりするんだけれど、そんなの当たり前じゃん・・・って思う人もいるだろうが、そうとも限らないのね。

例えば子供の頃に絵画で賞を貰ったとか、ダンスで・・・スポーツで優勝・・・ほら、単に子供だから・・・じゃなくて、輝かしい記憶や記録、そう言う事があったりする人いるでしょ?そう言うものは粗雑や粗末に出来なかったりするでしょ?

つまり遊びじゃそんな事は中々無くて、一生懸命やっていた証な訳でしょ?そこにご褒美みたいな副産物の結果が付いて来たって話。
そんなものであっても色褪せるって事もあるのだけれど・・・・ではムッタは?って話なのね・・・。

作品を久しぶりに見た時に、あぁやっぱり良く見える・・・まずは、先生の目として、あの時に間に合った・・・とか、ペンキでバックを塗った事は、どうだったか?・・・とか、ほらそもそもモザイク先生であって、絵画先生じゃないからね。

ただ色んな事を踏まえて、あの時は良しとして送り出した・・・・限られた時間の中での精一杯だったと・・・。けれど、時間を置いて冷静に見た時、受賞出来たから良い作品に見えるのか?良い作品だから受賞出来たのか?ときちんと向き合って見て・・・

そんな気分で見てしまうのね・・・俺の教え方はあっていたのだろうか?とね。その時に、本当に良い作品は、いつ見ても見劣りしないのね・・・あははは、やっぱ凄いわってね。やっぱり、貰えて当たり前だと・・・。胸張って貰えと・・・。

ただ、当然良い事と悪い事は背中合わせ。何をしても受賞した人なのだから、来年はそう言う目で見られる。つまりチャカチャカって作るような事があれば、出来る人が怠けた事になる。ただそれが更にハードルが上がってしまう事があったのね・・・。

俺の知らない情報が入って来た・・・・ムッタが受賞メダルを2つ持っていた。えっ・・・1年の時に何か他の分野で貰ってたの?
益々ハードルが上がっちゃったんじゃん。つまり次ぎ貰うと3年連続なんじゃん・・・。

げぇ単に報告有難う・・・とか、ご両親まで一緒にわざわざ・・・恐縮です・・・では無く、スイッチが入ってしまった・・・。
2年連続とは知らなかった・・・つまり1回でも受賞者である・・・って作品を作らないとならないのに、2年連続とはね・・・。

そんな中、さくらと制作日誌を一緒に見たんだけれど、慶應の労作展の制作日誌ってのは、これだろっ・・・ってくらい、しっかりしていた。そもそも、モザイクを教えれば良いのだけれど、労作展の場合、労作展をそっくり引き受けた感じになるので、

制作日誌も大事なので、判る範囲で単なる工程説明をしないように・・・とか、情緒を入れて行こうとか、イメージとしては、
作品がそこに無くても、制作日誌を読んだら作品が見たくなっちゃった・・・って感じになるように。何て言って見たり・・。

その程度の事しか言って無いのに・・・・そんな中、さくらが、最後の行に、来年は立体のモザイクがしたい・・・って、書いてあるよ・・・って。じゃ、尚更先生スイッチのレベル上げないとね・・・・。

今までのユーミンにしても監督にしても、1ヶ月丸々モザイクやってた・・・って感じだった。そんな簡単じゃ出来ないよ。
しかも、ムッタ自身も目が肥えただろうし、当然良い物が作りたい・・・ってこだわるだろう。

そんな場合、いくら早めに始動した所で、規模やグレードを上げれば、逆に早めなんだから、来る日を増やしたんだからと、安心して痛い目に合う事もある。いずれにせよ、本当に来年も来るのなら、またよろしくね・・・・って挨拶をした。

ただ、親御さんには、とは言うものの、やる気がある子は止めないとならないんです・・・残念だけれど・・・。そもそも慶應って言うのは勉強の学校だと思うのです。ならば当然宿題はある。つまり遊びやら何やら、娯楽の時間をそぎ落とした時間のみで、

勉強の時間まで割いてやっては行けない・・・・って。けれど俺は自宅にいないから止められない・・・・そのご判断をして下さい・・・しかも、タダじゃないから、お教室代を頂かないとならないし・・・・。

良い物は作って貰いたい・・・と、他の誰よりも思いもするけれど・・・・。ただ、きっと彼がモザイクをするのは、一生で最後かも知れない・・・・そう思うと、最高の思い出作りのご協力をしないと・・・と思っています。とタンカは切った。

とても文章にするのは難しいんだけれど、俺も以前の作品と出会う事がある。リピーターさんからの作品依頼だったり、展示の為にお借りしたりね・・・そんな時、以前の自分の作品と出会う訳なのね。

その時に、へぇぇぇって思うか?えっ・・・?って思うかで、自分ってものが計れたりする。もし以前の作品にへぇぇぇなんて、言えたとしたら、現在進歩しているとも言えるが、随分と軽々抜いたんだなっ・・・とも思えたりすると、逆に大した作品じゃ、

無かったんじゃないか・・・そもそも・・・なんて思えたりもする。以前の作品だって本気で作ったのだから、切り掛かって来る。お前程度で何目線で見てんだかっ・・・この進歩無しがっ・・・ってね。

そんなこんな葛藤がある。それが感受性。そもそもモザイクなんだから言葉は話さない。けれどね、そう感じる・・・そんなものが芸術だとするのなら、芸で術なのね。芸は切る、張る、繰り返しの鍛錬。術はまるで何々のように・・・の比喩。

俺は俺なりの解釈があって、大作を作りたい人には、俺の探し当てた分だけ教えているのであって、必要な人にしか教える事は出来ないし、押し付けるつもりも無い。ただ、一言作りたい・・と言われれば、本気スイッチを入れないと、俺が売れて評価があり

結果として出ているのなら、成功者の言っている事と受け入れやすいだろうが、そもそも俺も見つけている最中。だと思う・・・って言う事を、今までの経験や結果で教えていたり、作っていたりするだけで、常にパソコンのように更新しないと、

旧式のままなら、役立たずとして捨てられる。それが世の中。勿論そこに付加価値が付けば、単なる中古では無く、レトロやアンティークと呼び名も変わり、価値も変わっては来るだろうけれど・・・・。

まっ、いずれにせよ、来年のムッタに出会う時までに、今年のkatsuよりも進歩して待っていたいものである・・・。
何を言われても、ちゃんとムッタが思うkatsu以上に・・・・。

さてそんなこんなで入れ替わるように、みどり親子も揃って・・・・って実はその前に、さくらの姪っ子に今日は何すんだ?って聞くと、何でも良いぃぃ・・・・どんなモチーフなんだ?・・・・かめ。かめってホヌか?何ホヌって?だからハワイのカメ・・・

ん・・・違うなっ、骨みたいだし・・・ちゃんとかめ。了解、じゃかめのぉ・・・何?・・・・ん・・・・判んないぃぃ。
ん・・・じゃ箱は?うん、じゃそれ。・・・・何とも、すっとぼけた会話である。けど、さっきのムッタとは違うのね。

こやつは遊びに来たんだから。今日の1回を楽しみにやって来た・・・。それじゃ、さっきとは違って当然。じゃ、今下地作るから、ここ角落とす?・・・・うん。・・・・・ってな具合に作って、絵を描くのむずいぃぃぃ・・・って。

じゃ、何か見て・・・こんな感じに〇描いて、そこに合わせて・・・・って準備が整えば、時間が解決するのね。何しろ初めてじゃないからね。中々上手に仕上がったのね。


中々でしょ?そんな中、みどりが以前の箱の下地の時に、写真とか入らないんですか?って。そこでこんな事に・・・・


側面を彫ったから、写真を入れられるようにしたのね・・・中々の是正。けどね、入れたら取れない・・・入れっぱなしなのね。まっ、それでも是正って言えば是正。

そんな中、みどりの娘のカルビは・・・・


名前やら何やらが邪魔で、単なるクラッシュなのに中々進まないぃぃ・・・・と四苦八苦。もう終わるんだから、頑張れぇぇって感じなのね。でも、そうは言うものの中々良くなって来たのね・・・。

その癖、次は・・・・こんなのが作りたい・・・・って。あはははは、やるじゃん。
そんな中、もう一人の子供・・・・さくらのせがれ。


正直、ムッタのを見たり、みんながモザイクをしているんだから、タイルを切りたくて仕方無い・・・それは十分判っていて、今日はやらせる気は一切無かった。悩ませようと思っているのだから・・・・。

そもそも、コピーで消防車で結果を出した。その上で龍を選んだ。当然、またデザインとして人のものをコピーすれば、すぐに始められるし、結果もそこそこ出るのも、やらずに判る。そんな繰り返しをしても上手くはならない。

ステップアップするのなら、チャレンジしないと・・・。つまり奴はデザインを考える・・・ここに尽きる。
出来なくても助けるから、考える・・・下絵が終わらないと出来ないって事を知る・・・・。

しかも、その線に沿って切ってしまうのだから、上手い線を描かないと、タイルが曲がっちゃう・・・何しろ、切って張るだけが、モザイクじゃないのね。こうして、同じ子供であっても、スタイルはみんな違うし、たまにやる人、定期的にやる人、

学校に提出する人、弟子の子供であって定期的に来ている人・・・・違って当然でしょ?何か本気で向き合ったら疲れちゃった・・
こんな事1つでも、子供を持つって大変だわっ・・・って思ったりする。

こっちに教えたり、こっちに・・・みんな平等のつもりでも、相手の子供は本当に平等に思っているのだろうか?と思うと、正直どれもこれも半端になってはいないか?・・・・って思ってしまったのね・・・。

また、これも1つの経験として、いつか何かの足しになって行くのだろうけれど・・・・。
そんな中、身動き出来ない狭い中、何も教えられずにもくもくやってた、みどりは・・・・


結構進んでいる。それと、昨日のオードリー。


真ん中の金の〇をやったんだけれど、舐めたつもりは無かったんだけれど・・・・と、自分の思っていた時間よりも掛かってしまい、正直ヘトヘトになってやってた・・・。

本人は、これっぽっちで・・・・こんなに・・・・と思っているようだけれど、だから果てしない気持ちになるのね・・・。
これだけ終わった・・・質について言うまでも無いのだから、やったらやった分だけ、見事に終わって行くだけ・・・。

ただ、本人だけが、これの何処が見事か判らない・・・・こんなの誰にでも出来る・・・普通と思っているから・・・・。
そろそろ自分の本当の実力を知るべきである。・・・・って思うんだけれど・・・ねっ。

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